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バラク・オバマ前米大統領(Scott Olson / by Getty Images)

バラク・オバマ前米大統領の回想録「A Promised Land」が、11月に行われる大統領選の2週間後に発売されることが分かった。前評判も高い同書は2部構成で、その第1巻となる。第2巻の発売日は未定。

「約束の地」を意味するタイトルが付けられた回想録の第1巻は、768ページからなる。オバマが政治家になって間もないころの活動から、2008年の大統領選、そして2011年のオサマ・ビン・ラディン殺害までの出来事を振り返る内容だ。

同書はスペイン語と中国語、アラビア語、チェコ語、フィンランド語、ベトナム語をはじめ、25の言語に翻訳される予定。出版するペンギン・ランダムハウスの子会社、クラウン・パブリッシング・グループは、売上高は天文学的な数字になると見込んでいる。第1巻の米国での希望小売価格は45ドル(約4700円)で、初版の発行部数は300万部。

オバマは9月17日、同書について発表したコメントのなかで、次のように述べている。

「ここ数年をかけて、大統領の任期中のことを振り返ってきました。『A Promised Land』には、自分自身が戦った大統領選と在任中のことについて、正直なところを書き記そうと努めました」

「そのなかで触れているのは、重要ないくつかの出来事と、それらを実現した人たちについて、私が正しく実行できたことと、誤ったことに対する私自身の見解について、私とチームが当時、立ち向かわなければならなかった(そして米国が今も格闘している)政治的、経済的、文化的な力についてなどです」

米紙ニューヨーク・タイムズによれば、オバマは2016年にホワイトハウスを離れた直後に着手したこの回想録の執筆を、マサチューセッツ州の保養地マーサズ・ビンヤードの別宅で休暇を過ごしていたこの夏の間に終えたという。

オバマはこれまでに、「Dreams from My Father(マイ・ドリーム─バラク・オバマ自伝)」「The Audacity of Hope(合衆国再生:大いなる希望を抱いて)」の2冊を出版。販売部数は数百万に上っている。

夫妻で多額の契約


クラウンは2018年2月、オバマと妻ミシェルそれぞれの回想録を出版することで契約を結んでいた。契約額は6500万ドル(約68億円)とされている。すでに出版されたミシェルの回想録「Becoming(マイ・ストーリー)」の販売部数は、米国とカナダだけでも810万を超えている。

また、ミシェルが同書の発売を記念して行った「ブックツアー」の様子を撮影したドキュメンタリー「Becoming」は、今年5月からNetflixで配信がスタートした。夫妻は2018年に同社との間で、番組制作に関する複数年の契約を結んでいる。

編集=木内涼子

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