アートを切り口にサステナビリティを体現したホテルで、これまでにない滞在を

ハイアット セントリック 金沢


遊び心溢れるアートでいっぱいの客室


金沢ライフをより豊かに演出してくれるのは、金沢らしさ溢れるコンテンポラリーなデザインの客室。色鮮やかな九谷焼のルームサインに心踊らせながら室内に入ると、目の前には金沢の伝統工芸や歴史をモチーフとしたインテリアが広がる。




九谷五彩が目にも楽しいルームサインや、古い建具を和紙で包んで製作された装飾

目を引くのは、金沢の路肩に和紙を敷き、道の割れやマンホールのかたちまでをも克明にかたどったというアート。そこには、受け継がれる伝統や歴史をリスペクトしながらも、軽やかに姿を変える今の金沢が見事に表現されており、初めて金沢を訪れる人にも、また金沢で暮らす地元の人にも、これまでにない新鮮な体験を提供してくれる。



地元の生産者とハイアットブランドが融合


サステナビリティの精神は食にも及ぶ。ホテルの3階にある「FIVE - Grill & Lounge」で堪能できるのは、北陸ならではの豊かな食材をふんだんに使用し、素材の味を生かして仕上げられたグリル料理だ。



店名の「FIVE」は、石川の伝統工芸である加賀友禅や九谷焼で用いられている「加賀五彩」「九谷五彩」による「五」のインスピレーションと、店内の異なる「五つの空間」に由来しているという点からも、そのこだわりの強さが感じ取れる。

加賀野菜を描いた鮮やかな色彩の日本画が飾られた空間で供されるのは、能登ポークや能登牛、金沢港で水揚げされた新鮮な魚介など、地産地消につながる地のものばかりだ。食すことによって地域に貢献できるというのも嬉しい。



こういった新しい社会貢献の形は、すでに世界中で広がりを見せている。地域ならではの体験や発見と出会いに、いつもとは違った目線で宿泊先を選んでみてはいかがだろうか?

ハイアット セントリック 金沢
石川県金沢市広岡1-5-2
hyattcentrickanazawa.jp

文=Kaori Kawake (lefthands) 編集=Shigekazu Ohno (lefthands)

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