第3弾は東京から。フェンディが希望を込めてストリーミング配信

フェンディ ルネサンス - アニマ・ムンディ 東京藝術大学とのコラボレーションによる特別演奏の様子


ここ10余年、新型コロナウイルスに留まらずさまざまな困難に直面して来た日本。フェンディジャパンは2013年以来、東京藝術大学との継続的な協力関係を築いており、才能ある若きアーティストのサポートを続けている。

今回のプロジェクトを通じて再び結束を強め、若きアーティストの才能をさらに大きく花開かせようとしている。厳しい環境の中でも懸命に未来へ目を向け邁進するアーティストにとって、演奏を世界に向けて発表できる千載一遇の機会となるこのプロジェクトは、きっと大きな「希望」や「勇気」をもたらしてくれるに違いない。


2020年のフェンディ プレフォールコレクションを纏い演奏する荒井里桜氏(左)と上野耕平氏(右)

地上230mから見下ろすコンクリートジャングルと、オアシスのように緑豊かな庭園を対比させ、逆境を乗り越える様を見事に表現した映像は、東京を拠点に活躍するナイロビ・ケニア出身のアーティスト Tweli G(トゥエリ・ジー)氏が手掛けたもの。世界的に人種問題が取り沙汰されている昨今、国境や境界を超越したいと願うフェンディのブランドポリシーを、そんなところからも読み取ることができた。

プロジェクト名にある「アニマ・ムンディ」とは、すべての形ある生命体をひとつにするという原理を表す。苦難を乗り越え、明るい未来を築くために必要なこととは一体何なのか……このプロジェクトにヒントが垣間見えるようだ。



「フェンディ ルネサンス - アニマ・ムンディ」の配信動画は、フェンディ公式チャンネルを通して閲覧が可能だ。フェンディが発信するポジティブなメッセージを、いまこそ受け取ってみてはいかがだろうか。

編集= 大野重和 (lefthands)、文=川分香織 (lefthands)

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