キャリア・教育

2020.09.13 08:30

パンデミック中に尋ねるべき、面接での4つの質問


3. オフィスの再開計画はどのようなものか

その職務が無期限に遠隔勤務となるのか、オフィスに戻るのが優先事項なのかを理解する必要がある。現在の不透明な状況では具体的な計画がない可能性が高いが、それでも会社がなるべく早くオフィス勤務に戻したがっているのか、それとも長期的に遠隔勤務を継続する可能性を考えているのかについて感触を得ることはできる。

また会社に、従業員の健康・安全を最優先する方針が定められているのかや、オフィス勤務を再開する場合は国や地元の規制に従い、規則を適用することになっているかどうかを確認しておきたいはずだ。オフィスに戻っても安全な状態は、あなたの視点と会社の視点では違うかもしれない。そのため知識に基づいて判断を下せるよう、会社がどのような立場にいるかを感じておくことが非常に重要だ。

4. どのような健康・安全面の手順を実施しているか

遠隔勤務ではなく実際に特定の場所に出向いて働くことが期待されている場合は、絶対にこの質問をすること。会社が適切な安全面の予防措置を取っているだけでなく、こうした措置を積極的に実施していることも確認する必要がある。

人材を必要としている管理職の答えをしっかりと聞こう。安全措置について説明しているとき、管理職は自信を持って話しているだろうか、それとも「こうは言っているが、実際にはやらないよ」とほのめかしているだろうか。直感を働かせ、しっかりと聞き、本能に従おう。この問題は、可能性に賭けるにはあまりに重要だ。

翻訳・編集=出田静

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