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Forbes Staff

Photo by Ezra Shaw/Getty Images

フィットネス業界に新風を吹き込んだ「ぺロトン(Peloton)」が主力製品のフィットネスバイクの価格を引き下げ、新たに2機種を発売しようとしている。自宅でワークアウトが行えるツールを提供する同社の株価は、パンデミック後の需要の急上昇を受けて、200%近い急騰となっている。

ペロトンは現在、据え置き型のフィットネスバイクとトレッドミルを販売しており、ストリーミング配信される月額39ドルのフィットネス講座の加入者数は、5月に100万人に到達した。

同社は、既存の据え置き型のフィットネスバイクの価格を9月9日から1895ドルに引き下げ、新たに2495ドルのバージョンを発売する。さらに、2021年には2495ドルのトレッドミルを発売する計画だ。

同社のトレッドミルの現行モデルの価格は4925ドルとなっている。ペロトンは新モデルの投入によって、顧客ベースをさらに拡大し、ハイエンド市場に利用者を引き込もうとしている。

JPモルガンは9月4日、パンデミック後に家庭用フィットネス機器の需要が高まったことを理由に、ペロトンの目標株価を従来の59ドルから109ドルに引き上げていた。ペロトンの株価は9月8日午前中に10%上昇し、現在は85ドル付近での取り引きとなっている。

「当社の目標は、できるだけ多くの人に自宅でできるフィットネスソリューションを提供していくことだ」と、ペロトンのジョン・フォーリーCEOは声明で述べた。「今回の新製品によって、様々な価格帯で当社の最高レベルのフィットネス講座を受講可能にする」

ペロトンは9月10日に四半期決算の発表を予定している。同社の直近の四半期の売上は、66%増の5億2460万ドル(約556億円)で、純損失は5560万ドルだった。

アップルもペロトンに対抗するため、デジタルフィットネスのサブスクリプションサービスに取り組んでいるが、アナリストは同社がペロトンを追い上げるのは難しいと見ている。なぜなら、ペロトンはハードウェアだけでなく、フィットネス講座などのソフトウェアを組み合わせ、一貫性のあるサースを提供しているからだという。

編集=上田裕資

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