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植物由来食品を販売するイート・ジャスト(Eat Just)は2020年9月2日、販売網を大幅に拡大すると発表した。同社が製造する植物由来の代替卵商品は、9月末には1万7000店を超える全米各地の店頭に並ぶようになる。これにより、植物(厳密に言えば緑豆)を原料とした「ジャスト・エッグ(JUST Egg)」の取り扱い店は41%増える見込みだ。

新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)が発生し、野菜中心の食生活や自炊に関心を持つ消費者が増えている。そうした流れに後押しされて同社は成長を続け、採算がとれる方向へと向かいつつある。2020年8月中旬のロイター記事によれば、イート・ジャストは「2021年末までには営業利益をあげ、その上でIPOを検討したい」考えのようだ。

イート・ジャストが販売網の拡大を発表する少し前の7月末には、ほかの植物由来食品メーカーも同様の発表を行った。インポッシブル・フーズ(Impossible Foods)が、スーパーマーケットチェーンの「トレーダー・ジョーズ」、ならびに約2000店のウォルマートで、同社製の植物由来代替肉の販売を開始したと発表したのだ。

イート・ジャストの新たな販売網には、ウォルマートのほか、スーパーマーケットのジャイアント、クローガー、アルバートソンズ、セーフウェイなどが含まれている。

ウォルマートでは、オリジナルの液体卵ジャスト・エッグ12オンス(約350ml)入りを1900店舗以上で販売する。フード・ライオンは、中部大西洋岸と南東部にある900店舗でジャスト・エッグを取り扱う。ジャイアントは、デラウェア州、メリーランド州、ペンシルベニア州、バージニア州、ワシントンD.C.で商品を展開する予定だ。

多くの小売店では、2020年1月に発売されたシート状の冷凍ジャスト・エッグも販売される。液体卵も、シート状のジャスト・エッグも、緑豆が原材料であり、従来の卵は入っていない。シート状のジャスト・エッグは調理済みで、スライスした卵焼きのように見える。

アリゾナ州、カリフォルニア州、コロラド州、ワシントン州にあるクローガーならびにその傘下のラルフスと、フレッド・メイヤー、アルバートソンズ、セーフウェイ、また地域型スーパーのジョエル・オスコ、ランダルス、トム・サム、アクメでは、調理済みでシート状の冷凍ジャスト・エッグが販売される。薄くスライスされているので、トースターや電子レンジで温めることができる。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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