ルームクリップ
調達額:10億円
調達先:NTTドコモ・ベンチャーズ / りそな銀行 / プラス / マーキュリアインベストメント / 三井住友銀行 / 三菱UFJ銀行 / 博報堂DYベンチャーズ / 岡三キャピタルパートナーズ / 日本郵政キャピタル
備考:2020.08.07と2020.07.22の調達と合わせ、総額10億円
部屋のインテリア実例共有サイト「RoomClip」を提供しているスタートアップ。
「RoomClip」は家具や家電、雑貨などインテリアの写真を投稿、閲覧できる日本最大のSNSであり、日本で最も実際に人が生活している部屋の写真とデータが集まっているサービスになっている。同サービスはタグ分けされているため自分が気になるインテリアを簡単に閲覧することができる。
2018年3月より、インターネット通販ショップ向け新たなサービス「RoomClipおすすめショップ」の提供を開始した。同サービスは低コストかつ運用無しで継続的にファンへの認知を獲得することが可能。
ユーザーが投稿するアイテムの利用シーンの写真とRoomClip内のショップのアカウントを自動的に紐付けることで集客や売上につなげる仕組みを生み出した。また、RoomClipの豊富なコンテンツを活かしLINEやInstagramにおいては、住まい、暮らし、ライフスタイル領域で国内有数のアカウントになっている。
2020年9月にはシリーズDラウンドにおいて10億円の調達を実施した。日本郵政キャピタル、NTT ドコモ・ベンチャーズ、マーキュリアインベストメント、岡三キャピタルパートナーズ、博報堂 DY ベンチャーズ、プラスが参加し、調達金額には、三井住友銀行、三菱 UFJ 銀行、りそな銀行などからデットファイナンスが含まれている。本ラウンドを受けて同社の対系調達金額は22億円に達した。
この資金調達により、新規事業開発や顧客獲得のためのマーケティング強化、それらを加速させるための人材採用への投資を積極的に推進していく方針。
ClipLine
調達額:5億円
調達先:INCJ / みずほキャピタル / SMBCベンチャーキャピタル / サンブリッジコーポレーション / 日本政策金融公庫
備考:日本政策金融公庫からは挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)による調達
動画を用いたサービス業の技術習得支援プラットフォーム「ClipLine」を提供するスタートアップ。
アクセンチュアを経験した後に、ジェネックスパートナーズに転職をしスシローの経営改革に参画し、売上180%、営業利益300%増、同業界1位達成に貢献した事でもしられる高橋勇人氏によって設立された。
同社はサービス業の技術習得支援プラットフォーム「ClipLine」を事業の主軸として開発、展開を行う。従来では暗黙知になりがちであった、サービス提供技術を動画という形にする事で形式知に変換をし、効率よくサービスの質の改善や教育コストが削減出来るものになっている。
導入企業に対するメリットがすでに数字として現れており、採用費を全体の1/3に削減し、売上昨年対比15%増加、新人育成にかかる時間も1/4になったという効果が出ている(同社調べ)。すでに吉野家や大手ファストフード企業といった企業に導入されており、これからのユーザー利用数増加が期待されている。
2020年9月には、INCJ、みずほキャピタル、SMBCベンチャーキャピタル、サンブリッジコーポレーションを引受先とする第三者割当増資、ならびに日本政策金融公庫の挑戦支援資本強化特例制度(資本性ローン)により、総額5億円の資金調達を実施。
この調達を通し、既存事業「ClipLine」の開発を強化・加速するとともに、新規事業「サブスぺ」の展開を推進していく予定だ。