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David Ryder/Getty Images

アマゾンは9月4日、シアトル郊外のベルビューで1万人を雇用すると発表した。同社は今後数年間で全米で1万8500人を採用するとアナウンスしていたが、さらに1万人の雇用を増やしていく。

シアトル近郊に本社を置くアマゾンは、ベルビューに2つのタワー(27階建てと43階建て)を建設中だ。同社は今年8月、ダラス、デトロイト、デンバー、ニューヨーク、フェニックス、サンディエゴで3500人を雇用し、新しいオフィスに14億ドル(約1480億円)以上を投資すると宣言していた。

世界で87万6000人以上の従業員を抱えるアマゾンは、過去10年間で米国で60万人以上の雇用を創出し、全米40州でインフラや報酬などに3500億ドル以上を支出したと述べていた。

ただし、アマゾンの急速な拡大は、批判も浴びている。昨年2月、アマゾンはニューヨーク州クイーンズの第2本社建設計画を中止したが、これは地元の活動家や政治家からの苦情を受けたためだ。

民主党のアレキサンドリア・オカシオ・コルテス議員らは、アマゾンに多額の税優遇措置が適用されることに反発し、都市部の過密化の進行や、貧しい人々の住環境の悪化を懸念していた。

しかし、アマゾンは今年8月、ニューヨーク・マンハッタンの5番街に店舗を構えていた老舗百貨店ロード・アンド・テイラーのビルを買い取り、2000人が勤務する新オフィスを開設すると宣言していた。アマゾンは現在、米国で2万4000人を雇用しており、2010年以降にニューヨークに70億ドル以上を投資していると述べている。

フォーブスはアマゾン創業者のベゾスの保有資産を、現在1904億ドル(約20兆233億円)と試算している。

編集=上田裕資

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