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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

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情報社会の今、本や雑誌からテレビにネットまで、玉石混淆の子育てアドバイスが氾濫している。また、これからの社会は親の時代とは違い、学校のカリキュラムではカバーしきれない「21世紀型スキル」や「非認知能力」といったスキルが重要だなどともいわれる。そんな情報の洪水の中で、親として子どもに「いったい何をしてやればいいのだろう」と悩んでいる人は多いのではないだろうか。

そこで、これまで教育を軸に数多くの取材を重ねてきた著者が、ハーバード大学、スタンフォード大学、シカゴ大学など、一流研究者の200以上の資料と膨大な取材を元に厳選した、「これからの社会に最も必要な力」を育てる子育て法を、『子育てベスト100──「最先端の新常識×子どもに一番大事なこと」が1冊で全部丸わかり』(加藤紀子著)にまとめた。

「創造力」「自己肯定感」「コミュニケーション力」「批判的思考力」など、それぞれの能力にとって一番良いメソッドをすべてこの一冊に詰め込んでいる。

発売早々、高濱正伸氏(花まる学習会代表)が「画期的な1冊が誕生した。長年の取材で得た情報を、親としての『これは使えるな』という実感でふるいにかけ、学術研究の裏付けやデータなども確認した上でまとめ上げた力作である」と絶賛するなど話題騒然の1冊だ。本稿では、「ダイヤモンド・オンライン」からの転載で本書から一部を抜粋して紹介する。


「挨拶の習慣」が、人間関係に効く


私たちは一日の中で何度も挨拶の言葉を交わします。挨拶は世界共通の習慣で、コミュニケーションの入り口です。

心理現象のひとつに「ザイオンス効果」というものがあります。これはスタンフォード大学の心理学者だったロバート・ザイオンス名誉教授が発見した「同じ人やモノにくりかえし接触すると、好感度や印象がアップする」という法則で、単純接触効果とも呼ばれています。

挨拶は、この効果を引き出すためにとても便利な方法です。子どものころから挨拶の習慣が身についていれば、成長してからもさまざまな人づきあいの大きな助けになります。

子どもの数が多く、近所や親戚同士のつきあいも頻繁にあった時代には、いろいろな人と挨拶を交わす機会がありました。

子どもはそうした環境で自然と挨拶を覚えていったのですが、昨今は地域とのつながりも薄れ、挨拶をする機会が格段に減っています。そのため、挨拶することを大人が意識して教えていく必要があります。

では、親は「挨拶の習慣」をどのように教えるのがよいでしょうか?

親自身が挨拶をする


子どもは親の言動に敏感で、日々いろんなことを観察しています。どんな場面でどんな挨拶をするかも、親を手本にしながら覚えていきます。

親は「おはよう」「いってきます」「ただいま」「おかえり」「いただきます」「ありがとう」「ごめんなさい」「おやすみ」など、家族に対して意識的に言葉をかけるようにします。

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