コロナ流行中にホテルのエレベーターを避けるべき理由

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さらに先月には、オフィスビルでのエレベーターの使用に関する詳細な指針を公開。これは、どんな建物でのエレベーターにも当てはまる内容だ。重要な推奨事項には次のものが含まれる。

・エレベーター内では顔を覆う。
・可能であれば会話を避ける。
・エレベーターに乗る人の数を制限する。
・何にも触れないようにする。ボタンを押すのにはペンのキャップのようなものか、指の関節部分を使う。
・乗客が立つべき位置を示す床のマークに従う。
・手すりにつかまったりボタンを触ったりした後は手を洗い、顔を触らないようにする。

エレベーターに対する不安は、トリップアドバイザーやエクスペディアなど旅行予約サイトのホテルのレビューにも現れるようになった。例えば次のようなレビューが寄せられている。

あるトリップアドバイザーのユーザーは、ニューヨーク州ロングビーチのホテルについて「エレベーターに乗っている人はマスクをしておらず、常に同時に多くの人がエレベーターに乗っていた。管理者の監督が全く行き届いていない」と苦言を呈した。

また、カリフォルニア州サンタクルーズのホテルに宿泊した客は、満室の週末の状況として、「一度にエレベーターに乗れるのは3人までか1家族までと言われた。恐ろしいほど長い列がエレベーター前にでき、対人距離が取れなくなるのではと思い、安全性が心配だ」とこぼした。

この問題は簡単に解決できる。低層階の部屋を予約し、階段を使えばよい。

編集=遠藤宗生

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