世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

濱口秀司(ご本人提供)

世界的パンデミックの状況下で、国内外の移動は未だ自由にできない。しかし、様々な理由で国境をまたぐ移動しなければならない人たちもいる。現に空港検疫でのPCR検査数は1日1000件を超えており、日本全体での検査数の約5%を占めている。そんななか、アメリカを出国・日本に入国し、ホテルでの自主隔離生活などを実際に体験した濱口秀司さんのツイッターでの発信が注目された。

世界で初めてのUSBメモリのコンセプトを創出するなどビジネスデザイナーとして活躍する濱口さんは、各国にクライアントや拠点を持つため、コロナ以前は365日世界中を飛び回っていたという。現在では、多くの会議がオンラインとなっているが、日本で対面ミーティングが必須な仕事があったため日本へ入国することになる。

「誰に聞いても出入国については詳細な情報がわからなくて。今後のミーティングのスケジュールの移動の精度が上がらない。僕は基本的にリスクテイカーなので、ならば自分で体験してみようと思い、実際にやってみました。僕の情報が誰かの役に立つならいいですね」

ただし、濱口さんは日本に住民票がなく、アメリカの永住権(グリーンカード)を保持している。日本に住所を持たない場合は、事前に待機できるホテルを確保するなどの準備が必要だ。アメリカを出発し日本に入国する際の様子をツイートの流れに沿って、解説してもらった。

※以下に示す情報は、取材時のものであり今後変更される場合があります。


1. アメリカ・ロサンゼルス空港から出国



ロサンゼルス空港には人の姿がほとんどなく、閑散とした様子だ。出国時はどのような手続きがあったのだろうか。

「アメリカ出国時は、特に検査やチェックは何もなかったですよ。出て行く人はご自由にという国なので。万が一チェックインカウンターでトラブルになったらいけないので、オンラインチェックインをして、モバイルボーディングパスを発行しておきましたが」

2. 成田空港での入国審査はグループ行動


機内で日本入国書類に加えて検疫関係の書類が手渡され、東京・成田空港に到着後、入国後の滞在先申請など様々な手続きが待っている。

「飛行機が着陸してもすぐに降りることはできません。まず、トランジットの人、つまり日本に入国しない人たちが降ります。その次に体の不自由な方たち。降りる際は、だいたい10人単位でした。もしかしたら家族は考慮されて10人を超える場合もあるかもしれないけれど、基本10人でグループ移動しました」

文=田中舞子

VOL.585

コロナのせいで仕事が嫌に... ピンチをチャン...

VOL.587

新型コロナの感染が拡大したイタリアで、ペッ...

PICK UP

あなたにおすすめ

合わせて読みたい