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2020.11.12

「お金を味方につける」ための19の知恵。父は娘にこれだけ教えよ

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長い間の苦労でわかったとってもシンプルな考え方


重要なガイドラインを示しましょう。

〈お金についてのガイドライン〉
・収入の範囲で消費する。借金はしない。

・ここに書いてあることだけをすれば豊かになれる。お金だけでなく、人生そのものが。

・借金するのは、血を吸う虫に覆われているようなものだ。

・ナイフを研ぎ、少しずつ虫を剥ぎ取りなさい。

・収入をあるだけ使っているのは、お金にまみれた奴隷でしかない。

・お金に無責任な人と付き合わないこと。そんな人にあなたのお金を触らせてはいけない。

・投資アドバイザーを近づけないこと。ほとんどのアドバイザーは自分のことしか考えていない。彼らと付き合って、よい運用先を選ぶのに時間を使うくらいなら、自分自身でやっていける。あなたのお金について、あなた以上に本気で考える人はいない。

・あなたは自分のものを所有しているが、同時にそれに縛られてもいる。

・お金で買えるものよりも貴重なのは自由であること。

・人生にはお金以外の決断もあるが、どんな決断でも、その経済的なインパクトを常に考えるべき。

・健全な投資は複雑ではない。

・収入の一部を貯めよう。お金を貯めていないことがあとで自分を縛る障害になる。

・節約してより多く投資すれば、「会社に縛られないお金」が早く貯まる。

・収入の半分は投資に回そう。借金をしていなければ十分に可能。

・収入の多くを貯蓄に回す利点は、投資を増やすだけでなく、控えめに暮らす方法も身につくことにある。

・株式市場は投資する有力な市場だが、激しく上昇、下降することも忘れずに。そういうものだ。下がったらもっと買おう。

・ただし、下がったときに買うことはとても難しい。まわりの人々もニュースもパニックに陥り、誰もが「売れ」と叫んでしまう。

・メディアの人々の中には将来を予想できるという人もいるが、先のことは誰にもわからない。みんな妄想に駆られているだけ。無視しよう。

・投資額の4%で1年を暮らせれば、経済的に自立しているといえる。

並べてみるとシンプルで明白だと思いますが、私はこれらの考えを長い間苦労して学びました。

私は苦労して得たことを娘に伝えたくて、娘への手紙を書きました。何がうまくいくか、どこに宝物が眠っているか、そして、それを見つけることがどんなにシンプルであるか、またシンプルであるべきか。

娘が平坦な道を踏み外すことなく歩んで、経済的な自由を早く楽に実現できることを願っていました。この本を手に取ってくれたあなたにも同じことを願っています。

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ジェイエル・コリンズ著、小野一郎訳『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』からの抜粋

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