世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

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全米で人気の投資家ブロガーが、10代の娘に向けて書いた『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』(ジェイエル・コリンズ著、小野一郎訳)がついに日本に上陸した。アメリカのFIREムーブメントの火付け役となった1冊だ。FIREとは、Financial Independence, Retire Early の略語で、若いうちに経済的自由を獲得して、早期リタイアを実現しようというもの。

原著はAmazon.comで1000以上の評価がつき、星5つ中、平均4.8というハイスコアで、読者の評判はすこぶる高い。今回、日本語版の一部を特別公開しよう。

「ダイヤモンド・オンライン」からの転載で、同書の一部を抜粋して紹介する。


〈レベル1〉使うためだけのものではありません


100ドルの新札を手にとってみましょう。テーブルの上に置いて、それがどんな意味を持っているか考えてみましょう。たとえば、次のように。

(1)今すぐに何が買えるかを考えるかもしれません。高級なレストランで食事ができます。かっこいいスニーカーも買えます。どでかいピックアップトラックにガソリンを入れることもできます。食品をいくつか、あるいは素敵なセーターが買えます(私はあまり買い物をしないのでよくわかりませんが)。私は119ドルで愛犬用のベッドを買いましたが、返品することになりました。犬はそこで寝ようとしないのです。

(2)このお金を投資できるなと考えるかもしれません。過去の株式市場の利回りは平均して8~12%です。100ドル投資して8~12%を使い、投資用の100ドルを手元に残しておけます。

(3)しかし、インフレや市場の下落が気になるかもしれません。そこで、100ドルを投資しても4%しか使わず、余ったお金を投資に回します。そうすれば、投資用の100ドルが増えていき、インフレに対応できるかもしれません。

(4)100ドルを投資して、利益をすべて再投資し続けようと考えるかもしれません。何年も過ぎて、魔法のように複利の効果が出てから、お金を使うことを考えます。

ほかの考え方もあるかもしれませんが、こうして見てみると、考え方によって、あなたは貧しいままだったり、中流クラスになったり、さらにお金持ちになる場合があることがよくわかると思います。

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