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守るべきこと


では、早速「守るべきこと」リストから見ていこう。

1. 細則をしっかり確認すること

どのVPN事業者もプライバシーやセキュリティを守ると約束しているが、100%リスクなしのサービスなど存在しない。したがって、サービスプロバイダーにすべて任せる前に、契約約款に小さな文字で書かれている部分まで読む習慣をつけておくといい。特に、ログ管理ポリシーがどうなっているかを確認しよう。

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Getty Images

「ノーログポリシー」が重要なのは、VPNプロバイダーがあなたのオンライン上での行動を保持しないと約束しているからだ。役立つ製品の提供を謳っているVPN事業者によっては、あなたのプライバシーを犠牲にしてしまうところもある(無料のところが多い)。

今のところ、VPNプロバイダーがあなたのログデータを保持するからと言って、それが違法行為(たとえば銀行口座のハッキングなど)に使われるとは限らない。とはいえ、あなたのデータがマーケティング会社に転売される可能性は高い。そうなったら、広告や勧誘などのスパムメール被害に遭いやすくなり、最悪の場合は日常生活が侵食され、ましな場合でもうっとうしく感じることになるだろう。

2. 設定に問題がないことを確認すること

VPNを選択して設定が終わったら、使い始める前に再確認して必要に応じて再設定しよう。

VPNにキルスイッチ機能があれば(というよりも、VPNに投資すると決めたなら、キルスイッチ機能付きにすることを強くお薦めする)、必ずオンにしておこう。キルスイッチとは安全機能の一種で、VPN接続が切断されてしまった場合にネットワークを遮断するものだ。これにより、VPNの瞬間的な遮断に乗じて、ハッカーを初めとするセキュリティ上の脅威があなたのデータを盗むことはできなくなる。

3. 首尾一貫すること

オンライン取引(セキュリティやプライバシーが求められる、その他のあらゆる行動)のたびに、必ず自分自身のVPNを使おう。使うほうが多い程度とか、もっとひどい場合だと、使うのは思い出した時だけというようなやり方は危険だ。ハッキングが成功してデータが盗まれるまでに、わずかな時間しかかからないのである。

翻訳=加藤今日子 編集=石井節子

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