全て知っている? 車の警告灯。勘違いは「命の危険」も招く

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油圧警告灯(エンジンオイルランプ)

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エンジンオイルの油圧が下がったときに点灯・点滅する。警告を無視して走り続けると、最悪の場合、エンジンが焼きつくなど重大な故障を引き起こすこともある。単にエンジンオイル量を示す警告灯ではないので注意する。

点灯・点滅時の色は「赤色」なので、すぐに停車しロードサービスを呼ぶなどの対処が必要となる。

充電警告灯(バッテリーランプ・バッテリー警告灯)

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正式名称は「充電警告灯」でバッテリーランプ、バッテリー警告灯などとも呼ばれる。点灯時は赤色となる。

バッテリーそのものの異常だけではないので注意する。充電系統(オルタネーター、ベルトなど)の異常が発生し、充電が正常に行われていないときにも点灯する。

そのまま放置するとバッテリー上がりを起して走行不能になるので注意する。

水温警告灯

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エンジンの冷却水の温度が異常に上がったとき、赤色で点滅または点灯する。この警告灯が点いたらただちに車を安全な場所に止め、エンジンを停止し、ロードサービスやディーラーなどに電話で相談する。

車種によっては、青色で点灯する場合がある。青色点灯時は、エンジンが暖まっていない状態となる。

この場合は、エンジンを不必要に高回転にしないなどやさしい運転を心掛ける。

ハイブリッドシステム異常警告灯

ハイブリッド車のみの警告灯となる。ハイブリッドシステムの異常を検知すると赤色で点灯し、ほとんどの車種で警告音が鳴る。

この警告灯が点灯した場合、速やかに車を安全な場所へ停止させ、ディーラーか整備工場に連絡をする。点灯したままの走行は、突然の運転操作不能などの重篤な事態を招く危険性がある。

車の警告灯まとめ「赤色点いたらすぐ停車」


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三角停止表示板(shutterstock.com / Olaf Naami)

代表的な車の警告灯の意味や対処方法のポイントを紹介した。全部頭の中に入れ込んで置く必要はない。そのかわり、次のことだけ覚えて置いておいてほしい。

走行中に、「赤色点いたらすぐ停車」。

車の状態に注意しながら楽しいカーライフを。

文=MOBY編集部

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