ライフスタイル

2020.09.05 16:00

黒ズミが気になるスエード靴、プロの技を覚えればココまで綺麗に!


コバは愛靴をキレイにみせるポイント!


アウトソールがキレイになったら、次はコバにも注目。目につきやすい場所だが、アッパーのスエードやソールに気を取られてケアがおろそかになりがちな部分。どうやって手入れすべき?

「コバもスエードのケアと同様に、毛羽立ちや汚れを削り落とすようにお手入れします。コバをキレイにケアすると、グッと靴の印象があがりますよ」。

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「水で濡らしたヤスリで、コバの毛羽立ちや汚れを落としていきます」。

水を使うと、仕上がりがツルッとなめらかに。ヤスリはスエードのケアで使ったものと同じ、240番手を使用。

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「続いて、乳化性のクリームを指にとり、コバに塗り込む。そして豚毛のブラシでクリームを押し込み、完成です!」。

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手前がアッパーとコバをケアしたもの。違いは一目瞭然!

ポイントは、コバと同じ色のクリームを使うこと。革靴購入時に合わせて揃えるのも一考。使用量が少なく長く持つので、ひとつあると便利なアイテムだ。

「特殊な素材だから、ケア方法がわからないからと、下駄箱の肥やしにしてはもったいない。革靴はケアをしながら長く履くことで、足の形にフィットしてくるし、愛着も湧いてゆくものです。自分だけの大切な1足を育て上げてみてください」。


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明石 優◎
茨城県出身。靴育て研究家、絵描き。2006年靴磨きを始める。シューズラウンジ「brift H」(ブリフトアッシュ)の立ち上げに参加。百貨店、一流アパレルブランドのイベントなど靴磨きパフォーマンスを経験。2011年独立。シューシャインイベントに出演など、さまざまな場所で日本には数少ない靴磨きの講師としても活躍。アーティストとしても活躍中。

(この記事はOCEANSより転載)

文・取材=長浜優奈(EditReal) 撮影=平安名 栄一

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