それも、都内で今、最も注目を集めている「MIYASHITA PARK」に、である。
早速行ってみると、店頭でお出迎えしてくれるのは、セラミック製の特大Gショック。形はもちろん、伝統のスクエアデザインだ。とりあえず、ここで一枚、写真をパシャリ。
こちらのコンセプトショップでは、GショックやベイビーGの最新モデルを含む人気のラインナップを、常時約300本ディスプレイ。もちろん、購買意欲を駆り立てる限定モデルや、即完必至のコラボレーションウォッチの取り扱い店舗である。
店内を回ると、永遠の四番バッター「DW-5600」、フルメタルケースの「GMW-B5000」、デジタル×アナログの「GA-2100」などの名機がずらり。
左は「緊急消防援助隊」と、右は「HONDA JET」とのコラボ作。センターを飾るのは、フロッグマン新作のアナログモデル。かくして、陸・海・空を制覇!
ストアマネージャーの古庄さん曰く、「Gショックは、1990年代の渋カジブームとともに一世を風靡し、現在まで広く認知されるようになりました。なので、渋谷のストアは、ブランドのルーツに敬意を示すつくりを意識しています」とのこと。
奥の壁面には、Gショックが長きにわたって関係を築く、ニューヨークグラフィティ界のリビングレジェンド、エリック・ヘイズの作品を展示。よく見ると、ヘイズのアイコニックなスタイルのなかに「G」の文字が隠されていることがわかる。
すると、NBAプレーヤー・八村 塁選手による直筆サイン入りボールとジャージを発見。
八村選手といえばカーボン素材を採用したハイグレードライン、G-STEELの“看板”であり、もちろんその横には同シリーズが並べられていた。
八村塁の等身大パネルもどこかにあるよ。
そして、奥に進むと、またもや気になる物体を発見。よく見てみると、Gショックのケースがゴムでグルグル巻きにされている。これは一体……。
「これはGショックの開発者・伊部菊雄が、開発当初に実際に行っていた衝撃実験で使用していたものになります」。
Gショックは、伊部さんが「落としても壊れない丈夫な時計」とだけ書いて提出した企画書がすべてのはじまり。
そして、どれだけの衝撃に耐えればいいかと、このソフトボールサイズのゴムボールを、ビルの3階から何度も落とし続けたのだか。愛用しているGショックの起源を見た気持ちで、どこか感慨深くなる。
そして、このストアの最後の目玉は、メンテナンスブースが併設されていること。
通常、Gショックを電池交換に出すと2週間前後の日にちを要するのだが、ここでの所要時間はたったの1時間。さらに、水圧テストも実施してくれて、保証証付きで返却される。これで、お気に入りのGショックとしばしの別れを経験しなくて済む。
見所も、サービスも文句なしの「Gショックストア 渋谷」。Gブランドの旬を探しに、是非足を運んでみてはいかが?
Gショックストア 渋谷
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
MIYASHITA PARK South 2F
電話:03-6712-5270
(この記事はOCEANSより転載)