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(c) nReal

中国の北京に本拠を置くスタートアップ企業「nReal」は、昨年1月の米国ラスベガスの家電見本市CESで、AR(拡張現実)グラスを披露し注目を浴びた。

nRealのARグラスLightは8月10日から韓国の通信キャリアLG Uplusを通じて、韓国の消費者向けの販売が開始された。このデバイスは、サムスンやLGの最新スマホを購入する際にセット価格で提供される。


nRealが2019年1月に披露したARグラス「nReal Light」。写真= BEN SIN

筆者は以前、nRealの共同創業者のChi Xuに取材を行ったが、彼はマジックリープ(Magic Leap)のARグラスが見た目が奇妙で価格も3000ドルと高すぎるため、それに代わるデバイスを開発したと話していた。

筆者個人の感想としては、nRealのLightの見た目もかなり奇妙ではあるが、マジックリープと比べると重量が軽く、サイズも小さい点が魅力的だと考えている。


nReal Light(写真左)とマジックリープ(写真右)の着用ショット。写真= BEN SIN

「当社はARグラスを市場に投入するにあたり、Lightの現実的な価格設定や軽量である点に魅力を感じた」とLG UPlusのバイスプレジデントのSong Dae-wonは声明で述べている。

nReal Lightの定価は586ドルだが、LG UPlusのストアでサムスンのGalaxy Note 20やLGのVelvetと同時に購入する場合は約292ドルとなっている。

このデバイスの左右のレンズには1080ピクセルのディスプレイが搭載されており、現実空間の上に映像を投影する。nReal Lightの最大の利点の一つは、様々なデバイスとの連携が可能な点で、Galaxy Note 20やLGのVelvetと組み合わせて使用できる。

Lightをスマホに接続してインスタグラムの画面をスクロールしたり、現実空間の上に画像を浮かび上がらせることも可能だ。外部のソフトウェア企業は、Light向けに様々なツールを開発できる。

筆者は昨年のデモで、Light向けのスペースインベーダー的なゲームをプレイしたが、頭を左右に振って敵のアイテムを攻撃するのは非常に興味深い体験だった。韓国は5G分野で世界をリードする国であり、今後はLight向けに様々なゲームやアプリが開発されるはずだ。

編集=上田裕資

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