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Robert Marquardt/Getty Images

スマホ業界で次世代のイノベーションとして期待が高まるのが、ディスプレイ埋め込み型のカメラだ。ディスプレイの下にカメラを格納すれば、ノッチやパンチホールなどを設けない「フルビュー」仕様が可能になる。

OPPOは2019年にディスプレイの下にインカメラを埋め込んだスマートフォンの試作品を披露していたが、実際の製品としてリリースするには至ってない。そんな中、中国のZTEが9月1日にこの仕様を実現した、世界初の5G対応端末を発売することが明らかになった。

同社はAxon 20 5Gと呼ばれる端末を、中国市場限定で発売しようとしている。ZTEはここ数年、市場シェアを減らしているが、これまでいくつかの“世界初”の端末をリリースしてきた。同社は世界初の感圧タッチディスプレイ搭載のスマホや、裸眼3D対応の端末、折りたたみ可能なデュアルスクリーンモデルを市場に送り出してきた。

しかし、調査企業カウンターポイントによるとZTEのスマホ市場でのシェアは、2017年の約4%から2019年には約1%まで低下している。同社は先進的なイノベーションを投入することで、ファーウェイやシャオミに追いつこうとしている。

ZTEは新機種のAxon 20 5Gで、スクリーンの上部からノッチを取り除き、完全なフルビューを実現しようとしている。ただし、カメラ内蔵型ディスプレイの実現に向けては課題も多く、同社がどの程度のクオリティでそれを実現したのかも現時点では定かではない。

ZTEはこの端末の価格やスペックを開示していないが、中国の認証機関TENAAに提出された書類によると、Axon 20 5G は前面に32メガピクセルのカメラを搭載し、背面には64メガピクセルと8メガピクセルのカメラを搭載する模様だ。

編集=上田裕資

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