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水牛と触れ合う佐別当親子
キャンプには娘と参加している。水牛と触れ合う佐別当親子(提供写真)

今年は9月ごろに、岐阜県恵那市で友人が運営しているキャンプ場「BOKYO FOREST」に行こうかと思っています。多様な遊びや仕事ができる環境もあり、去年から友人がリデザインを手がけています。

──今年の夏は、なかなか遠出ができない状況ですが、近場で現実逃避できる場所があれば教えてください。


今年3月に小田原のかまぼこ通り商店街に、ADDressの物件がオープンしました。箱根や熱海好きな方は多いですが、小田原って近いのに足を運んだことがない人も多いのではないのでしょうか。昔ながらの商店街に、徒歩5分くらいで海水浴場もあって、歴史文化も学べる。実は小田原ってすごく楽しい場所なんです。地方に行くと、いろんな発見があります。

──本当は教えたくないけれど、秘密の場所はありますか。

近所の「金春湯(こんぱるゆ)」という銭湯にあるサウナですかね。パソコンにステッカーも貼っています(笑)音楽もテレビもなくて、ヨガをしているような瞑想状態になれます。趣味は、温泉と合わせて全国のサウナ巡りをすること。経営者って「サウナー」の人、多いですよね。忙しくて仕事を忘れる場がなく、旅行にもなかなか行けないので、サウナに一人で入るのは、仕事から離れてゆっくりできる場所だと思います。

佐別当隆志代表
コロナ禍の新たなニーズと今後の事業展開について語る佐別当さん (写真=Christian Tartarello)

──今後、さらに地方分散型の仕事や暮らしが広がり、新たにどんなニーズが生まれると思いますか。また「ADDress」のサービス展開について教えてください。

いまは都心から地方へ住みたいという気持ちに気づき始める状況だと思います。せっかく地域に行くんだったら、その地域の人たちが喜んでくれることをしたいですよね。地方ではデザインや開発領域などでは人材不足だらけなんです。都心で使っている仕事のスキルを活かしたり、週末カフェの運営など東京ではできなかったことを実現したりできると思います。

また、コロナで自給自足をしたい人も増えていると思います。千葉や神奈川にある「ADDress」の拠点では、地域の人たちと共同管理する「シェア農場」も始めました。

地域側の受け入れ環境はまだまだ整っていない部分もありますが、今後はさらに都心から来た人が活躍できる場づくりが進むと思います。現状は全国に65件のADDressの拠点がありますが、年末までに100件に増やしたいと考えています。さらに全国の地方自治体や不動産会社と連携して、5年後には4000件に増やしたいですね。これからもっと複業をして、新しいチャレンジをする人たちが増えるんだろうなと思っています。


佐別当隆志◎1977年大阪府生まれ。2000年ガイアックス入社。16年一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立し、事務局長に就任。18年11月よりアドレス代表取締役社長。プライベートでは自宅兼シェアハウス「Miraie」を運営。

文=督あかり 

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