宅トレ、美容、勉強──ステイホーム期間にMERY世代の女子が夢中になったもの
今回のアンケートでは、中学生38人、高校生91人、大学生・専門学生94人、会社員・公務員116人と、計339人の女性たちから回答が集まりました。
「外出自粛期間に時間を多く費やしたことをすべて教えてください」という質問をしたところ、動画や映像コンテンツの視聴という回答が多くを占めていました。その一方で、「トレーニング」が51.6%、「美容に力を入れる」が50.2%と、2人に1人は自分磨きに励んでいたという回答が。さらに、「勉強をする」「お部屋作り」「料理をする」という回答が、それぞれ40%程度で続いています。
Q:外出自粛期間に多く時間を費やしたことをすべて教えてください(n:339)
アンケート:MERY Lab
以上の結果から、多くのMERY世代の女子たちは、外出自粛期間中に自分を磨くことに時間を使っていたということがわかりました。
MERYでも自粛期間であった4月~5月にかけて、「今こそ、オンナを高める自分磨きを♡一人でお家でできちゃう、女子力向上14Lesson」 や「快適な生活を送りたい。有意義で素敵なおうち時間を過ごすための5つのヒント」といった記事を公開。多くの閲覧数を得られており、若い女の子たちが女子力を向上させたいと思っていたことが裏付けられています。
家から出られなくなったことで、メイクやファッションの手を抜いたり、運動不足に陥る人も多い中、MERY世代の女子たちは、なぜ自分磨きに時間をかけるのでしょうか。これには、現代の若者は常にSNSで友人や知人、同世代の人気インスタグラマーのキラキラした日常を見ていることが少なからず影響しているのかもしれません。
アライドアーキテクツ株式会社が2020年4月に実施した「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う消費者のSNS利用実態調査」によると、外出自粛期間中のSNS利用時間について、34.5%が「すごく増えた」「増えた」と回答しています。
つまり、ステイホーム期間中のSNS利用時間の増加に伴い、さらにキラキラした日常を目にする機会が増え、「自分も素敵な女性になりたい!」と目覚めた結果が、自分磨きにつながったのではないかとMERYでは考えています。憧れの人物と自分を比較し、必要な情報を収集して、それを自分に当てはめていくという、現代の女の子たちの真面目さがうかがえる結果ともいえるでしょう。