マネー

2020.08.18

【8月第2週資金調達まとめ】組織メンバーの協業促進プラットフォームを運営するBeaTrustが3億円の調達


Taste Local


調達額:1億円
調達先:非公表
備考:エクイティとデットによる調達

モール型のEコマースサービス「TASTE LOCAL」を展開するスタートアップ。発起者は、「Relux」運営のLoco Partners創業社長の篠塚孝哉氏である。

「TASTE LOCAL」は、一流宿の美味しい味を食卓でたのしめるECサービス。おうちにいながら、魅力的な一流宿のこだわりの食事からデザートまでをたのしむことができる。

2020年8月には、エクイティとデッドにより1億円を調達。今後半年間におけるフリーキャッシュフローの最大化を目指しつつ、引き続きコロナ下でダメージを受けているサービス産業のクライアントを中心に、事業を拡大していく方針だ。

リース


調達額:資金調達金額非公表
調達先:ランサーズ
備考:資本業務提携

フリーランス向け賃貸与信サービス「smeta/スメタ」の開発・運営を展開するスタートアップ。その他、AI与信評価エンジン企画・開発、不動産事業、家賃債務保証事業なども手掛ける。

「smeta」は、フリーランスが引越しの前段階で信用力を適切に評価し、"事前与信"として与信枠(借りられる家賃の上限額)を付与する、賃貸与信アプリである。

これにより、事前与信の枠に収まる家賃のお部屋であれば入居審査を100%通過できることから、フリーランスであっても正規雇用者同様の簡単かつスムーズなお引越しが可能になる。

加えて、入居後の家賃支払履歴が「smeta」内に蓄積され、利用実績に応じて与信枠が増減する仕組みが搭載されているため、次回引越しをする際は増加した与信枠を活用することで選択肢の幅が広がる。

2020年8月には、ランサーズと資本業務提携を締結した。今後はリースの与信アルゴリズム、不動産業界におけるネットワークと、ランサーズのフリーランス・タレント・プラットフォームを活用した取組みを進める方針だ。

SENSY


調達額:資金調達金額非公表
調達先:三菱商事
備考:資本業務提携

感性を解析するパーソナル人工知能「SENSY」の開発を手がけるスタートアップ。

「SENSY」は、感性工学に基づき一人ひとりの感性を個別に解析する、自然言語処理・画像解析技術などを組み合わせたディープラーニング技術だ。これを活用し、同社は企業向け・消費者向けに様々なサービスを展開する。

主なサービスは、需要予測サービス「SENSY MD」だ。人工知能が顧客をパーソナルに解析するとともに、売上を左右する複雑な因果関係を解析することで、マーチャンダイジング計画を科学的に策定。商品の最適な発注・配分計画から販売後フォローアップまでの一連のオペレーションを支援するサービスとなっている。

2020年8月には、三菱商事との資本業務提携を発表。この提携により、共同でソリューション開発や事業推進のためのプロジェクトチーム組成などを通じ、中長期的な協業関係構築を目指す。

文=STARTUP DB

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