「自由はただではない」 韓国ドラマ『 #梨泰院クラス 』の言葉から学べること

「梨泰院クラス」のチョ・イソ(左)とパク・セロイ(右)


6. 大事なのは人だろ。先を見ろ、方針を変えたら信用されない。人間関係は信頼を失ったら終わりだ

パク・セロイの父がビジネスに関して述べた言葉。ビジネスは利益を追求しがちだが、利益のみで結ばれた関係では裏切られるのも早い。いかに立派な理念を掲げていたとしても、行動や方針が伴わなければ一気に信頼を失う。企業間においても人間の信頼関係が重要だと実感する経営者は多いのではないだろうか。
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7. フリーダム イズ ノット フリー。自由はただではない

不当なものに振り回されず自由に生きるためには、日々惜しまず思考し、努力しなければならない。業界トップを目指すのなら競合と差別化できる強みを磨く必要があるし、自分の発言に重みを持たせるには自分のスキルや信頼を積まなければならない。何もせずに、自由は得られない。

8. お前はお前だから他人を納得させなくていい

トランスジェンダーであることを悩む仲間にセロイはこう語りかける。自分のアイデンティティを他人に理解してもらうことは重要であるが、納得してもらうために無理をする必要はない。周囲が納得しようとしまいと、自分が自分であることには変わりないのだから。

9. 優先順位を決めろ。いざという時迷っていたら事を仕損じる

仕事において、優先順位を正しくつけられるリーダーは仕事が早い。複雑で困難な事象に直面した際、優先順位が曖昧だと目的を達成できないばかりか損を被ることもあるだろう。企業のトップとして会社を急成長させたセロイの素質を窺わせる発言である。
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10. 同じ毎日のようでも明日のことなど誰にもわからない

人生は同じことの繰り返し、大きな成功は求めない。しかし同じ毎日だと思われることでも、日々の小さな変化が人生を変えていく。東京オリンピックに沸くはずだった2020年、コロナ禍で世界が一変すると誰が想像しただろうか。明日なにが起きるか、誰にも予測はできない。だからこそ、生きていく価値があるのだろう。

文=齋藤優里花

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