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インフルエンサーの植野有砂

日々更新されていく、新型コロナウイルスの感染者数。メディアでは様々な情報が飛び交い、先行きの見えない状況が続いている。

そんな中、ワクチン開発の現状を伝えるため、社会問題について発信をしているインフルエンサーの植野有砂が、CEPI(感染症流行対策イノベーション連合)のDeputy CEOであるフレデリック・クリステンセン医師と対談した。

CEPIは、新型コロナウイルスのように世界的な感染を引き起こす可能性が高い感染症(エボラ出血熱、SARSなど)のワクチン開発に取り組む、世界で唯一の官民連携プラットフォームである。日本政府は2017年の設立当初から携わっている。現在世界で200以上の新型コロナウイルスワクチンの開発が進められている中、CEPIが投資した9つのワクチン候補は全て臨床入りしており、40億回分の製造が期待されるなど、世界的な開発促進において大きな役割を果たしている。

対談では植野がクリステンセン医師に、ワクチン開発のプロセスや、いつワクチンが人々の手に届くかといった予測まで、視聴者の目線でわかりやすく語られた。



彼女はなぜ、今回の対談を決めたのか。そしてなぜ積極的に社会問題について発信し続けるのか。モデル、DJ、インフルエンサーという数々の肩書を持ちながら、「自信を持って意見を発信して行動してもいい」と語る、植野の思考に迫った。

アフターコロナの「希望」が見えた


──まず、どのような経緯で今回CEPIとの対談が行われたのでしょうか?

ご縁があって団体をご紹介いただいたのがきっかけでした。実は私自身、新型コロナウイルスやワクチンに関心が強く、海外の情報も含めて自分で調べたりしていたので、ワクチン開発の最先端のお話を聞けるということで、対談を決めました。

ニュースだとどうしても情報が限られてしまいますが、実際にグローバルでワクチン開発をリードされている方のお話を聞いて発信できるというのは、とても貴重な機会でした。

──実際に対談をして、ワクチン開発に対してどのような印象を抱かれましたか?

コロナウイルスのニュースって基本的にネガティブな情報が多いですよね。ワクチンに関しても、誰かが作っていていつか手元に届くという感覚でいる人が多いと思うんです。でも今回の対談で、昼夜問わずトライアルアンドエラーを繰り返しながら開発してくれている人がいるというのを身をもって感じて、すごくポジティブに捉えられるようになりました。開発の現状や時期の目安を知って、希望が見えた気がします。

構成=初見真奈

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