Photosynth
調達額:35億円
調達先:農林中央金庫 / NTTドコモ・ベンチャーズ / グローバル・ブレイン / LINE Ventures / 凸版印刷 / Scrum Ventures / 常陽産業研究所 / グロービス・キャピタル・パートナーズ / Business Strategic Partners
融資先:新生銀行 / 日本政策金融公庫 / みずほ銀行 / 常陽銀行
世界初後付けスマートロック「Akerun」の開発、IoT関連機器の研究開発をしているスタートアップ。
「Akerun」はスマホで鍵を開け閉めすることができるため鍵を持ち歩く必要がなく、また鍵をfacebookやLINEなどSNSで開け閉めの権限をゲストに与えることができる機能をもつ。
また開け閉めされた記録も残るため防犯対策にも活用することが可能。B2B向けでは自動で勤怠管理を行なってくれる機能を備えているため労務管理の工数の削減を実現する。
2018年7月には、週刊東洋経済が選ぶ「すごいベンチャー100」にも選出されたるなど多くの注目を受け続けており、今後も日本発のIT企業である同社に期待が寄せられている。
2020年8月第三者割当増資とデットファイナンスにより35億円の資金調達を実施。
調達した資金をもとに、新戦略となるキーレス社会を実現するためのアクセス認証基盤「Akerun Access Intelligence」を推進していく。
ウェルスパーク
調達額:9億円
調達先:SBIインベストメント / みずほキャピタル/ Marcus Everard / Varun Bery / Water Cheung
融資先:あおぞら銀行 / 日本政策金融公庫
備考:他国内外複数の個人投資家及び、ファミリーオフィスからも調達
不動産とテクノロジーを組み合わせ、個人投資家向けの投資プラットフォームを手がけるスタートアップ。
ファウンダー兼CEOの川田隆太は過去に投資銀行・ITベンチャー企業で働き、国内外に豊富なネットワークを持ち、ボードメンバーには投資銀行業務経験者が集う。
ウェルスパークのサービスは「Wealth Park」であり、個人投資家向けの”非流動資産の資産運用プラットフォーム”である。
非流動資産には不動産から絵画まで、現金化しづらい様々な資産が含まれる。
同社は不動産分野から着手し、個人投資家と不動産管理会社にアプリ・システムの開発を行なっている。
また、資産の管理はデベロッパー、仲介会社、管理会社、銀行、保険会社からなる幅広い体制ができているので、包括的にサポートがなされる。そのことで常に最新のマーケットニュース、チャットによる確認、アセットのポートフォリオをいつでもアプリで確認できることを目指す。
2020年8月にはSBIインベストメント、みずほキャピタル、あおぞら銀行、日本政策金融公庫、国内外複数の個人投資家から総額9億700万円の資金調達を完了。
今後は、金融機関との連携による電子取引利便性の向上や各種手続きのオンライン化を計画しており、不動産管理会社様、及び不動産投資家の皆様により多くの機能をオンラインでデジタルに提供することを計画している。
また、同社の提供するプラットフォームは不動産の領域に留まらず、”テクノロジー”をキーワードに、不動産管理会社様と共に、”ウェルスマネジメント”の領域へと事業領域を拡大していく方針だ。