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2020.08.12

【8月第1週資金調達まとめ】オンラインストア開設サービスなどを手掛けるhey、70億円以上の資金調達

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、8月1週目の“注目のトピック“として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

ヘイ


調達額:資金調達額非公表
調達先:Anatole / Bain Capital / PayPal / WiL / YJキャピタル / ゴールドマン・サックス
備考:ニュースよりBain Capital単体で70億円の出資額と記載あり

「楽しみ」によって駆動される経済発展を支援することを目指し、コイニーとストアーズ・ドット・ジェーピーの経営統合により生まれたスタートアップ。

フリークアウト、イグニスでそれぞれ上場まで導いた経験をもち、エンジェル投資家としても活動している佐藤裕介氏が代表取締役を務める。

同社は、誰でも簡単に使うことが出来るキャッシュレス決済サービス「Coiney」とオンラインストア開設/運営サービス「STORES」の提供を行っている。

民間商取引市場全体におけるEC化率が年々増加傾向にあることに注目して、そこをターゲットとしたビジネスモデルを展開中だ。

2020年1月30日より「Coiney」「STORES.jp」のサービスブランドを「STORES(ストアーズ)」に統合した。

サービスブランド統合に伴い、お店のキャッシュレスサービス「Coineyターミナル」ならびに「Coineyスキャン」は「STORESターミナル」へ、「Coineyペイジ」は「STORES請求書決済」へ。誰でも本格的なネットショップがつくれるサービス「STORES.jp」は「STORES」へとサービス名称を変更する。

2020年8月には米投資会社のBain Capital、香港投資会社のAnatole、米金融機関のGoldman Sachs、米決済会社のPayPal、YJキャピタル、および既存株主であるWiLを引受先に第三者割当増資による資金調達を実施。シリーズEラウンドをクローズした。

今回調達した資金はこれまで以上に製品開発と事業者の方々のサポートに注力し、優れた人材の採用と、その働く環境に積極的な投資される方針。
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文=STARTUP DB

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