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スペースシップ2のVSSユニティー(Photo by Ricky Carioti / The Washington Post by Getty Images)

英紙テレグラフによると、英ヴァージン・グループ傘下の宇宙旅行企業ヴァージン・ギャラクティックは、グループ会長のリチャード・ブランソンを乗客とした宇宙旅行を2021年第1四半期にも実施できるとの見通しを示した。

同社は年内に2機の有人宇宙船打ち上げを予定している。成功すれば、次にブランソンら6人を乗せた宇宙船「スペースシップ2」の2号機「VSSユニティー」を地球の軌道に投入する。

VSSユニティーは今年6月、2度目の試験飛行をニューメキシコ州で成功させた。同機はマッハ0.85の速度で飛行し、「高速飛行中のパフォーマンスや操縦性に関するデータを収集」したとされる。

VSSユニティーはまず、母艦の「VMSイブ」に搭載された形で大気圏を飛行した上で、高度約1万6000メートルで切り離され、宇宙に向けて飛行する。宇宙滞在時間は5分間で、その一部始終は機内外に設置された16台のカメラで録画される。

料金は1人25万ドル(約2600万円)で、同社によれば既に約600人がチケットを購入。機内には各席に専用の窓があり、乗客全員がそこから外の景色を楽しめる。

ヴァージン・ギャラクティックは世界初の宇宙旅行開催を目指し、ジェフ・ベゾスのブルー・オリジンやイーロン・マスクのスペースXと競い合っている。最近には、ロールス・ロイスと提携し、マッハ3で飛行する超音速旅客機を開発すると発表。実現すれば、ニューヨークからロンドンまでを2時間、シドニーからロンドンまでを4時間で結ぶことになる。

編集=遠藤宗生

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