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誰にとっても、心身のエネルギーをチャージする時間は必要だ。日々、新しい価値を生み続けるため、忙しく駆け回る起業家たちにとってはなおさらである。時代や環境の変化の中で怒涛の日々を過ごす彼らは、一体どのように「休み」を取っているのだろうか。

ラグジュアリーブランドのECサイト構築、運営、コンサルティングを手がける、ルビー・グループ代表取締役CEO会長の桑野克己氏にパワーチャージについて聞いた。



──まずは桑野さんの仕事内容について教えてください。

現在は、2011年に設立したルビー・グループの代表取締役CEO会長を務めています。ルビー・グループは、DIESELやMARC JACOBSをはじめとするラグジュアリーファッションブランドのe-コマースをお手伝いする会社です。

ラグジュアリーブランドというと、ショップそのものや特別感のある購買体験が魅力であるため、どうしても店舗販売がメインであることが多いのですが、オンラインショッピングが消費者のライフスタイルに浸透した今、ファッションブランドにとってもe-コマースは不可欠なものとなりました。コロナ禍において、休業や廃業を余儀なくされた店舗も多く、その重要性はますます高まっています。

ルビー・グループは、スマートフォンの小さい画面からでもスムーズに買い物ができる設計であることはもちろん、ブランドの世界観をオンライン上で表現することも大切にしながら、オンラインショッピングのシステム構築・運営からマーケティングまで幅広いサービスを提供しています。

──桑野さんは、今年ホテルも開業されましたよね。そのホテル事業についても教えていただけますか。

今年4月に、長崎県五島市にhotel souというデザイナーズホテルをオープンしました。建築家の谷尻誠さんにつくっていただいた、コンパクトで洗練されたリノベーションホテルです。


hotel sou

五島列島は、長崎県の西100kmのところに位置する、大小152の島々からなる列島です。2018年に、潜伏キリシタン関連遺産が世界文化遺産に登録されたことで注目を集めました。文化度の高さはもちろん、透き通った美しい海と緑豊かな自然も同時に楽しむことができる人気観光地です。

実は、まだコロナの感染が拡がる前に、約50年ぶりに遊びに行ったのですが、この大自然のなかでゆったりとした時間を過ごせるホテルがあれば良いな……と思ったのが、ホテルをつくったきっかけ。hotel souがある福江島には空港やフェリーの発着所があり、福岡や長崎からのアクセスも良好です。

コロナを経験し、みんなが時間の大切さをより考えるようになったと思います。hotel souは、そんな豊かな時間を求める方々にぜひご利用いただきたいホテルです。


hotel sou

文=伊藤みさき 構成=谷本有香

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休暇は本当に必要か? 生産性との関係から考える

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