何でも調べる
「問題点と解決法を見つけるためには、自分の業界の状況に常に目を配っておく必要がある。他の誰かが試みた解決策について調べること。破壊は常に車輪の再発明だとは限らず、今ある解決方法の改善が破壊となる場合もある。
多くの場合、10分の1の改善でも大きな進歩をもたらせる。さらに、自分の心の健康についてもリサーチをすること。心が健康であれば、何にでも取り組める。リサーチする範囲を広げ、自分自身、自分のビジネス、自分のいる業界のあらゆる面をカバーしよう」
問題解決能力にレジリエンスを持たせる
「破壊者になるということは、レジリエンス(回復力)を持つこと。レジリエンスを身につけるためには、『自分はこれをどうやってしたらいいのだろう?』という意気消沈してしまうような問いは考えずに、『自分はこれをなぜするのだろう?』と自分に問いかけよう。
“なぜ”は“いつ”につながり、“いつ”は“どのように”に変わる。“なぜ”と“いつ”が分かっていれば、“どのように”を考えるのがとても楽になり、最初の一歩を踏み出しやすくなる。途中で障害や拒絶に直面することもあるだろうが、それでよいのだ。逆境に学び、レジリエンスを発揮して立ち直り、前へ進み続けよう」