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2020.08.07

米国もパンデミックで家飲みが増加中、人気ワインの順位に変化も

Giuseppe Lombardo / EyeEm / Getty Images


販売数量でみたランキングでは、泡系では「ラ・マルカ プロセッコ」が2位に、「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」が8位に入った。

また、販売数量と売上高のどちらでも上位に入ったのは、「ジョッシュ・セラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン」、「キム・クロフォード ソーヴィニヨン ブラン」、「ヴーヴ・クリコ イエローラベル」だった。

例年と異なる傾向も


一方、ミニバー・デリバリーによると、販売数量のランキングには意外な結果がみられたという。それは、例年この時期には白ワインがよく売れるにもかからず、今年は赤のブレンドの人気が高いということだ。

「アラモス マルベック(Alamos Malbec)」が6位、「ザ ピノ プロジェクト ピノ・ノワール(The Pinot Project Pinot Noir)」が7位、「アポティック レッド(Apothic Red)」が9位に入った。

また、夏には軽めのワインを求めてロゼを買う人が急増するものの、今年は売上高のトップ10にランクインしたのは2種類のみ。米東海岸のハンプトンとニューヨークの夏に欠かせないウォルファー・エステート(Wolffer Estate)の「サマー・イン・ア・ボトル(Summer in a Bottle)」と、「ウィスパリング・エンジェル」だけだった。

販売数量でみても、3位の「ウィスパリング・エンジェル」と、10位の「ダーク・ホース ロゼ(Dark Horse Rosé)」のみとなっている。

編集=木内涼子

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