学校行事が子供のメンタルに与える影響。オトーチャンは積極的に授業参観へ参加すべし


ほかにも、休日にママ友パパ友と何処かで遊びに行ったり、旅行へ行ったりなど、そのようなこともできるようになってくると、とても楽しく子育てもできるようになってきます。

ただし、ひとつだけ。僕はシンドイな〜と思うことがあるのですが、それは、ドラマとかでもよくあるのですが、ママ友グループ(派閥)があることです。僕の周りは仲良いのですが、別の学年では、ママ友グループで争っているところがあります。そんなことを聞くと恐ろしいな〜って思います。争いがある学年ではなくて良かったって心底思いました。

授業参観はやっぱり親が見てあげることが大事!


夫婦共働きであったりと、今の時代はどこの家庭もお忙しいでしょう。片親だと特にですが、平日の参観や学校行事は祖父母にお願いしたりすることもあるかと思います。

ですが、ここはやはり無理してでも、親が行くべきだと思います。もちろん、生活費を稼ぐためや、仕事場の皆さんにご迷惑をかけたくないなどの、やむを得ない事情があるのは承知です。でもやっぱり子供は、親に自分の姿を見てもらいたいのです。

僕は、学校行事に積極的に参加をしていますが、周りのお子さんたちを見ていると、保護者の方が誰も来ていない子もいます。親が来ずに祖父母が参加されているご家庭もありますが、少し暗い顔をしている子が多く見受けられますし、お子さん本人もお母さんに見てもらいたいと寂しげに言っているのを聞いたりもしました。

授業参観が始まるときにはいなくて、子供が親を探してキョロキョロしていて、いないと思うと凄く寂しそうな顔をしているのですが、遅れて保護者の方が来たとたんに満面の笑みをして、積極的に手を挙げ出したりする子達もいます。

子供達は自分が頑張っている姿を一番に親に見てもらいたいんだなと痛感します。幼保や小学生の子供は、やはり親に見てもらいたい、褒めてもらいたい、認めてもらいたい、という思いが強く、「よく頑張ったね」のひと言だけでも、自尊心が芽生えます。

僕は自営業なので、前もって予定がわかっていれば、スケジュールを空けることは可能です。もちろん会社員の方も、学校行事は年間予定で前もってプリントで教えてくれているはずです。予定がわかっているのであれば、上司や同僚に伝えて、少しでもその日は周りに負担を与えないように前もって仕事の段取りを行うなど、やれることは沢山あるはずです。

子供のためにも、何とか有給などを使って行事に参加していただきたいなと思います。年間に数回しかない行事なので、その日に合わせてやれることはやり尽くしてみてください。大事な子供の成長を見れる日でもあり、子供もオトーチャンに見てもらいたい日なのです。
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文=シングルファザーてっちゃん

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