ビジネス

2020.08.04 12:30

首都に近く、教育水準も高い 知られざる米国フェアファックス郡の魅力


FCEDA CEOのリーダーシップ


FCEDAの社長兼CEOは、かつてD.C.に隣接するバージニア州アーリントン郡の経済開発局局長を務めていた経験を持つVictor Hoskins氏。彼のリードにより仕事の創出が促進され、州の連邦からの収入は32億ドルから48億ドルに急増した。

2019年に現職に就任してからは、 グーグル、フェイスブック、アマゾン AWSおよびグローバル法律事務所King & Spaldingの誘致を成功させた。さらに、マイクロソフトは1500人の従業員を擁するソフトウェアR&Dセンターの設立を発表。これは、2020年の北バージニアにおける最大の取引である。


多忙ななかオンラインインタビューに笑顔で答えてくださったVictor Hoskins氏

Hoskins氏は、フェアファックス郡の魅力を次のように語る。

「州政府がバジェットの53%を教育に充てているため、ここは全米一科学とテクノロジーに強い。Thomas Jefferson High School for Science and Technologyをはじめ、小学校から大学に至るまで優秀な学校が揃っている。これは40年以上も前からなので、優秀な人材が多く輩出されてきた。シリコンバレーのIT企業がここにオフィスを構えたいと思うのは自然なことだ。子どもに良い教育を受けさせたいと願う豊かな家族が移住してくるケースも多く、犯罪率も少ない」

新型コロナウイルスに対するFCEDAの取り組みについては、連邦政府・地方自治体のローンや助成金プログラムの提供、北バージニア経済開発同盟と提携して行う中小企業向けのパンデミックを乗り越えるためのウェビナーシリーズ、求職者と北バージニア企業をつなぐ「バーチャルキャリアフェア」などの革新的なサポートを提供しているという。

「フェアファックスを、全米No.1のテクノロジーイノベーションセンターにしたい」と言うHoskins氏は最後に、「テクノロジーが社会課題を解決できると信じている」と自身の想いを熱く語ってくれた。

文=森若 幸次郎 / John Kojiro Moriwaka

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