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旅はアウトドアかつ少人数に


人々は、テーマパークなどの人でごった返す場所を避けるようになるだろう。フォックスニュースによれば、多くのテーマパークは来園者数の制限や予約の義務化といった措置により苦境に立たされている。

ディズニーランド・パリは親会社のディズニーから3億5000万ユーロ(約430億円)の支援を受けることになり、うち1億5500万ドル(約200億円)は即時に、残りは5年かけて支給される予定だ。

他の人から離れて行うことができるサイクリングやハイキングなどの人気が高まるのは自然な成り行きだろう。未開の地を歩くツアーも人気が出るに違いない。

一人旅はこれまで注目されないことが多かったが、今後は多くのホテルが一人客に対する追加料金を撤廃するだろう。追加料金を払わずにシングルルームに宿泊できれば、人々の旅行意欲を促進できるかもしれない。

ロードトリップがトレンドに


米CNNテレビは全米自動車協会(AAA)の見解として、米国人は7~9月に総計7億回の旅を行うとの見通しを報じている。これは2019年と比べると1億2000万回少ない。AAAの計算では、新型ウイルス流行により消失した旅の数は1億5000万回に上る。これは主に空の旅がなくなったことによるものだが、そのほかにもクルーズ船や電車、バスでの旅の減少分が含まれる。

一方で“勝者”となっているのが車やキャンピングカーで、旅の数は3%しか下がっていない。AAAのポーラ・トワイデール旅行担当上級副社長は「人々は旅行する際、その大部分(延べ6億8300万人)がドライブをして旅行願望を満たすだろう」と予想している。

人気はキャンピングカー


レクリエーショナルビークル(RV)とも呼ばれるキャンピングカーは、人混みから離れて少人数の友人や家族で過ごす方法の一つであり、レンタル企業では予約が急増している。

今後、キャンピングカーを受け入れ、ソーシャルディスタンシングができるサービスを提供するリゾートが続々登場する可能性は非常に高い。業界のリーダーらは、今後のリゾートがこれまでの高層ビルではなく、低層で対人距離を保て、環境に溶け込んだものになると予想している。

さまざまなタイプの宿泊施設を検索できるサイト「バケーションレンター(VacationRenter)」のマルコ・デル・ロザリオ最高執行責任者(COO)は「今起きているトレンドは2つで、RVレンタルの需要増加(検索数が350%増)と、都市からの短いロードトリップで行ける旅先の需要増加だ」と述べている。

編集=遠藤宗生

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