4つ目の数字は、750億ドル(7兆8774億円)。アマゾンは7月30日に第2四半期決算を発表する予定だが、同社の売上額は少なくとも750億ドルに上るとアナリストは予測している。しかし、(たいていのテック大手株価と同様に)アマゾンについても、市場は「収益性よりも成長を重視」する姿勢に戻っているとモーニングスターは話す。

アマゾンが報告する新型コロナウイルス関連経費は、少なくとも40億ドルになると見込まれており、それが収益を圧迫する可能性があるとホットヴィーは話す。4月以降、アマゾンとベゾスには、パンデミック中の安全対策と労働環境が不適切だという批判が集まり、労働者たちによる抗議活動に発展した。同社はそれ以来、資金をさらに投入し、社内の安全衛生ルールを改善していくことを約束している。

5つめの数字は、3800ドル(約39万9100円)。証券会社ジェフリーズ(Jefferies)ならびに投資銀行ゴールドマン・サックスそれぞれのアナリストは、アマゾンの目標株価を3800ドルに引き上げた。これは、ウォール街のアナリストのなかでは最も高い目標株価だ。

両社とも、アマゾンのeコマース事業が好調で、北米ではオンライン売上が拡大し続けていることと、クラウド事業AWSには成長の余地がまだまだあることを理由に挙げた。

また、ゴールドマン・サックスのアナリストは、マスターカードのデータを引き合いに出しながら、米国のeコマース分野における支出額は2020年5月、前年同月比で93%増だったと指摘している。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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