パンデミックで変化、米国人が「住まいに求めるもの」

(c) fitopardo / Getty Images


「アウトドアリビング」の人気が上昇


アウトドアリビングのスペースに対し、室内のインテリアと同様の関心を示す人が増えている。ただ、ディクレリコによれば、アウトドアリビングの人気は新型コロナウイルスのパンデミックが発生する以前から上昇している。それが現在、かつてないほどの関心を集めるようになっているのだという。

「自宅待機していたことで、多くの人が必然的に、自宅の屋外スペースを新たな視点で見るようになりました」

「デッキやパティオは、以前はバーベキューをするために時々使う、あればうれしいスペースと見なされていました」「ですが、現在はこうした屋外のスペースは、リビングを拡張するために欠かせないものになっています」

「アウトドアスペースは、屋外で調理して、ハンバーガーを食べたりするためのものです。ですが、適切な家具をそろえて日よけを設置すれば、子供たちが自宅学習するためのスペースにもできるかもしれません」

「また、ヨガマットを広げたり、瞑想用のクッションを置いたりすることもできるため、ウェルネスのためのスペースにすることも可能でしょう」

ペット専用スペースの需要も増加


パンデミックの発生以降、家で一緒に過ごせる誰かを求め、ペットを飼い始める人が増加している。ただ、子供たちと同じバスタブでペットのシャンプーをすることに抵抗がある人も多く、ペット専用のグルーミング・スペースをつくる人が増えているという。

編集=木内涼子

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