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菊池さんを含むポルシェ クラシック マイスター3名が常勤しているポルシェセンターでは、さまざまな形で修理に対応してくれる。

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リアフェンダーの修理で持ち込まれた1970年製の「911 T」。

「クラシックカーの場合、同じコンディションの車両は一台たりともないわけですから、ひと口にレストアといってもニーズは多岐に渡ります。基本的には、不要なパーツ交換は避け、オリジナルに近づけるのが理想です。古い『356』でもいろいろと対応できますし、かなり難しい修理だとしてもスペアパーツが揃っていれば条件が変わってきますよ。ただし、『959』などの極端に生産台数が少ないモデルがくると、さすがに骨が折れることもありますね(笑)」

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総剥離から全塗装が完了した「356 C」。ここからがマイスターの腕の見せどころだという。

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レストアが完了し、納車に近い状態の「356 C」。整備士、オーナーともに、徹底して仕上げにこだわっていることが窺える。

楽しそうに話す菊池さんの屈託のない笑顔はまるで少年のようだ。

次の世代へと乗り継ぐ、クラシックポルシェの価値


ブランドの圧倒的なサポートによって、クラシックポルシェは価値を保ちながら、単なる移動手段ではなく、まるで家族のようにオーナーに接してくれる。

それについて、ポルシェセンターのクラシック部 アシスタントマネージャーの筒井一樹さんはこう話してくれた。

「僕の愛車である1996年製の『993 カレラ』は、父から譲り受けたものなんです。大切に乗り続けることで次の世代へ受け継ぐことができる。これもまた、ポルシェが多くの人々に愛され続けている理由だと思います」。

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愛車の状態などを確認できる「ポルシェ クラシック テクニカル サーティフィケート」。言ってみれば愛車のカルテだ。

時代が移り、いかにテクノロジーが発達しようとも、ポルシェを愛する人々の限りない情熱はいつの時代も変わることはない。

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そうした熱量が生んだポルシェ公認の“お医者さん”が、唯一無二のカーライフをサポートしているのだ。


ポルシェセンター青山 世田谷認定中古車センター
住所:東京都世田谷区桜3-15-13
電話番号:03-5426-2111
営業:9:30~18:00
無休(年末年始のみ休業)

(この記事はOCEANSより転載)

文=戸叶庸之

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