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Taylor Hill/FilmMagic/Getty Images

アマゾン創業者のジェフ・ベゾスの元妻のマッケンジー・ベゾスは7月28日、2019年以降に16億7000万ドル(約1750億円)の寄付を行ったことを発表した。彼女はさらに、自身の名前をマッケンジー・スコットに改めたことをアナウンスした。

スコットは2019年のベゾスとの離婚に伴い、当時の価値で360億ドル相当のアマゾン株を受け取っており、現在の保有資産は580億ドルと試算されている。彼女は離婚決定後の2019年5月に、資産の半分以上を寄付することを誓約する「ギビング・プレッジ」に署名していた。

彼女はこれまで様々なカテゴリのNPO団体に寄付を行っているが、その中で最も大きな額を注いだのが人種の平等を推進する団体で、5億8670万ドルを寄付していた。2番目は経済格差を解消するエコノミック・モビリティを推進する団体で、3億9950万ドルを注いでいた。

スコットが支援するNPO団体には、「Asian Americans Advancing Justice」や「Black Girls CODE」「Blue Meridian Partners」「Center for Policing Equity」「George W. Bush Presidential Center」「Howard University」「Obama Foundation」「United Negro College Fund」などが含まれる。

「グラスウィングと呼ばれる蝶は、自身の体重の40倍の重量を運べる透明な羽を持っている」と、彼女はミディアムの投稿で記した。

「私はここ14カ月の間、人々の支えになろうと願う人々の活動に感銘を受けてきた。少女たちにプログラミング教育を行う女性グループや、互いに支援し合うことで貧困から抜け出そうとする低収入の家族のネットワークの活動にもふれた」

離婚後のスコットはあまり多くを語ってこなかったが、今回の投稿で、彼女は昨年の秋からNPOに助言を行うチームと面談を重ね、人種やジェンダー面で社会を変えていく団体に出会ったと述べた。

「私の活動はまだ途中で、今後も続いていくものではあるが、このタイミングで現状報告をしておきたい。そして様々な組織やリーダーらに変化を起こすよう呼びかけたい」

スコットは、ジェフ・ベゾスとの離婚を発表する前の2018年11月に、夫婦として20億ドル規模の慈善ファンド「Bezos Day One Fund」を立ち上げ、ホームレス支援と教育の2つの課題にフォーカスしていくと述べていた。

アマゾン創業者のベゾスは2018年と2019年に、それぞれ約1億ドルをホームレス支援を行う団体に寄付したほか、今年2月には気候変動と戦う団体「ベゾス・アース・ファンド(Bezos Earth Fund)」を設立し、100億ドルを寄付していた。彼はそれ以降、この団体の活動について言及していない。

ジェフ・ベゾスはギビング・プレッジには署名を行っていない。

スコットはミディアムの投稿の末尾で、今後も自身の慈善活動の内容を世間に開示していくことを誓った。

編集=上田裕資

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