パンデミック下でも、ネット上で人脈作りをする方法

Jasmin Merdan/Getty Images

新型コロナウイルス感染症が現れたことで、昼のコーヒーや仕事後の飲み会、平日のランチやディナーがなかなかできない状態が続いている。ネットワーキング(人脈作り)の選択肢はほぼ完全にオンラインに移行し、個人的なつながりを構築・維持することが今までにも増して難しくなっている。

不透明さとストレスが増すこの時期は、どのようにネットワーキングを行えばよいのか? ここでは、ネット上でネットワーキングを行う5つのコツを紹介する。

1. 目標を決める


同僚との関係を深めることや自分の分野でコネを増やすこと、特定の機会を見つけること、取締役会の地位を得ること、講演の仕事を増やすことなど、仕事での関係性やつながりから得たいものについて考える。そのことについてアドバイスできそうな知り合いや、アドバイスできる人につなげてくれそうな知り合いがいないかを考えよう。

ただし、ネットワーキングに意図を持たせること。そうでなければ、目的も当てもなくただ連絡を取っているだけだ。これは、自分や連絡を取りたい相手の時間を無駄にすることにつながる。

2. 既に知っている人から関係構築を始める


同僚や友人、家族、あなたの目標達成を支援できる人や、こうした人とつなげてくれる人について考えよう。ネットワーキングは、名札を付けた知らない人ばかりの気まずいイベントに参加することだけを指すのではない。自分が働く分野で友人を作ってその関係を維持したり、自分の分野で働く家族や親戚と良好な関係を保ったりすることもネットワーキングに含まれる。

また母校のキャリアセンターに相談し、自分の分野で活動している卒業生の中であなたと連絡を取ってもよいと言う人がいるかどうかを確認しよう。こうしたリソースは全て、活用されるのを待っている。

3. ズーム会議を定期的に行う


直接顔を合わせて話せば、必ず関係性は向上する。友人や家族、同僚と、直接顔を合わせるときと同じようにズームを通して会話しよう。直接会うときと同じではないが、誰しも新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)を最善の方法で切り抜けている。社会交流のルーティンを維持することは重要だ。新たなルーティンに慣れるまでは時々気まずく感じたり緊張したりするかもしれないが、ネットを通したイベントの予定を定期的にカレンダーに入れておくこと。
次ページ > 4. ソーシャルメディア上で交流する

翻訳・編集=出田静

ForbesBrandVoice

人気記事