キャリア・教育

2020.07.26 20:00

リモートでも信頼関係を築く方法

Westend61 / Getty Images

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信頼関係の構築は、全てのリーダーに必要な重要スキルだ。従業員の全てまたは大部分が遠隔勤務をしている場合、強い繋がりの意識を生むことが、信頼関係を構築し維持するための鍵となる。

いつでも連絡が取れるようにする


部下と直接顔を突き合わせて働いていないからといって、同じオフィス内で一緒に働いている時よりも話す機会を減らさないように。部下が質問や相談をできるバーチャルオフィスアワーの時間を設けるとよい。一番都合の良い連絡方法は何か、返事にはどれくらいかかるかを部下に知らせよう。こうすることで、メッセージがきちんと届いているかどうかが分からない、返事がなかなか来ない、と感じることによるストレスを軽減できる。

コミュニケーションが重要


信頼関係を築く上では、オープンで率直かつ頻繁にコミュニケーションを取ることが最も効果的だ。最新情報は部下にすぐ伝え、常に意思疎通を図ること。皆が同じ情報を得られるよう、1日あるいは1週間に1回、最新情報をチーム全体に向けて発信しよう。

部下と対話する


ビデオ通話や電話を使った従業員との対話も重要だ。メールやメッセージアプリを主なコミュニケーション手段としてもよいが、本当の信頼関係を築くには口頭での対話が必要だ。できれば顔を見られるビデオ通話がよいが、電話でもよい。ちょっとした会話であっても、とにかく直接言葉を交わすことが大切だ。

従業員の働きを認める


従業員の働きを認めることで、相手のモチベーションを保てる。従業員側は、自分の働きをしっかり見て評価してくれている人がいると感じられる。あなたがリーダーとして部下の努力に注意を払っていることを示せるため、信頼関係を築く上ではとても良い方法だ。

これまで上司と顔を合わせつつ働いていた従業員が、そうした関係性を維持・強化することは大切だ。これまで職場で行ってきたのと同じ方法や手順をできる限り再現し、既に構築した信頼関係を土台として、コミュニケーション強化に努めること。

入社したばかりで、これまでリモートでしかやり取りをしたことがない従業員の場合、オープンで頻繁なコミュニケーションをとり続けることが重要になる。相手のことをよく知るための期間を長めに見込んでおこう。リモートワークでは、実際の職場で一緒に働いていた頃と同じ量の交流ができないため、この期間は通常より長くかかる。

編集=遠藤宗生

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