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Courtesy Lyft



配車サービスの最大手、ウーバーを猛追するリフトは先月、5億3,000万ドル(約636億円)の第三者割当増資を実施すると発表した。今回の資金調達は、楽天を主体に行われ、ITニュースサイトのテッククランチによると、これによりリフトの時価総額は、25億ドル(約3,000億円)に達する見通しだ。

ウーバーは世界55カ国でグローバルに展開中。特にアジア太平洋地域でのサービス拡大に力を入れ、50億ドル(約6,000億円)の投資計画を掲げているのに対し、リフトは現在、米国内65都市に限定してサービスを行っている。今回調達する資金も、米国内向けに使われる予定だ。

「弊社は米国でのシェアをウーバーから奪っており、2014年の売上高は5倍に増えた」とリフトのローガン・グリーンCEOは今年1月、フォーブスの取材にコメントした。現在の状況について同社は、ブログで次のような見解を示している。

「状況は一昔前にワイヤレス・ネットワークが拡大したころと似ている。リフトは、重要とみなす米国の拠点で配車回りのインフラを整備し、市場規模2兆2,500億ドル(約270兆円)といわれる個人向け交通分野に変革をもたらそうとしている」

リフトは今回の資金調達の数か月前、ブランドの再構築を行った。配車を注文するスマホアプリも動作を改善し、より洗練されたものにした。トレードマークの、大きなピンクのモコモコしたひげは、小さくてキラキラした素材に代わった。顧客を助手席に乗せる決まりも止め、後部座席にも座れるようにした。

これまで調達した資金は、現在急速に伸びている車の相乗りサービス「リフト・ライン」に集中的に投じられている。これは、同じ方向に向かう顧客を同時に運ぶことで、運賃を安く設定したサービス。サンフランシスコやロサンゼルス、ニューヨークで展開中だ。

ウーバーも「ウーバー・プール」という同様のサービスを提供しているが、両社の値引き競争は、激しさを増している。2月、サンフランシスコではしばらくの間、リフト・ラインの料金は、公共のバス運賃と同じ2.25ドル(約270円)だったほどだ。

文=エレン・ヒュー(Forbes)/翻訳編集=上田裕資

 

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