キャンプ気分で備えて憂いなし 防災にも使える優秀アウトドアグッズ5選

いざという時のためにアウトドア用品の使い方をマスターしておきたい(Photo by Unsplash)


「LIGHTスリッポン」(税込1500円)も持っておくと便利だろう。その名の通り超軽量の鞄に入れて持ち運べるリラックスシューズで、アウトドアの時はもちろん、普段使いの靴として履く人もいるようだ。撥水加工が施されており(防水ではない)、キャンプでの急な雨にも対応可能。リラックスシューズなので避難所でのスリッパ代わりとして使うのもいいかもしれない。

キャンプ防災
ベージュ、ブラック、グリーン、ネイビーの4色展開。男女兼用で、23.5cmのSサイズから28.0cmの3Lサイズまである。

不純物を除去して安心な水を 携帯用浄水ボトル


浄水器
写真は0.6Lサイズ。繰り返し使えるため環境に優しい。

「ペットボトルを持っていくのは重いしゴミが出るし、近くの水場から水を汲むのも衛生面が心配」と水道が近くにないキャンプ場では、飲み水や炊事用の水を確保するのが大変だ。

「Be Free」ボトル(税込6600円〜)は川や湖の水を安全な飲用水に変える携帯型浄水器だ。ボトル内部に取り付けられているホロファイバーフィルターを通ることによって、水の中に含まれる99.9%の微生物やバクテリアを取り除く。軽量かつ使わない時はコンパクトに折りたたむことができるため、荷物が多くなりがちなアウトドアにぴったりだ。サイズは0.6L、1L、3L容量の展開。点滴のように容器を上から吊るし、水を上から落としてフィルターを通すことで浄水できるタイプもある。

製品を手がけた「KATDYN(カタダイン)」は1928年にスイスで創業した浄水器の専門ブランド。上水道の復旧目標目安は30日前後と言われる災害時に、浄水装置をもしもの時のライフラインとして持っておくのは得策だろう。

夏から秋にかけては豪雨や台風などの災害も多く、充分に備えておきたい。新型コロナウイルスの収束が見えず「夏だ! キャンプだ!」とは言えない状況だが、今夏は災害時にも使えるキャンプ道具をそろえて、家や近場でキャンプ気分を味わってみるのも良いかもしれない。

文=河村優

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