雇われて終わる? スキルを手に『その先』へ跳ぶ?

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今まで、なかなか原稿料の話が出てこないときもありましたが、ほとんど相手に悪気はなかったケースばかり。お金の話をすることに慣れていなかったり、忙しくて言いそびれてしまったりしているだけでした。

ですので、まずは自分が妥当だと思う金額を、投げかけてみてはいかがでしょうか。一度、自分を安売りすると、単価が低い仕事をたくさん受けることで稼ぐ状態から抜け出せなくなります。相手の期待に応えられないと、次に仕事がもらえないですし、もらえたとしても、単価を下げて発注されたり、タイトなスケジュールの仕事をお願いされたり......“負のスパイラル”から抜け出せなくなってしまいます。

質の高い仕事をアウトプットし続けるためには、まず心身ともに健康な状態に整えることが重要なのです。



宮本恵理子◎
フリーランスライター。1978年福岡県生まれ。筑波大学国際総合学類卒業後、日経ホーム出版社(現・日経BP)に入社し、「日経WOMAN」や新雑誌開発などを担当。2009年末にフリーランスとして独立。主に「働き方」「生き方」「夫婦・家族関係」のテーマで人物インタビューを中心に執筆。主な著書に『大人はどうして働くの?』『子育て経営学』『新しい子育て』など。ブックライティングも多数手がける。家族のための本づくりプロジェクト「家族製本」主宰。「インタビュー&ライター講座『THE INTERVIEW』を主宰」。



豊田里美
◎ライター。早稲田大学第一文学部卒。ITベンチャー、住宅情報誌・Webの編集等を経て、2018年に福岡県糸島市へIターン移住。フリーランスのエディター・ライターとして、暮らし・働き方・移住等をテーマに複数の媒体で執筆活動中。Twitter @plumo_s

文=豊田里美

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