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自分の名前で仕事をする──。たとえ会社員であっても、今後は、自律したワークスタイルを築いていくことが求められる、と言われている。その背景には、日本の終身雇用制度が崩壊していることに加え、「人生100年時代」に向けて、自社以外でも通用する「ポータブルスキル」の重要性が高まっていることが考えられる。

加えて、今回の新型コロナウィルス感染拡大に伴うテレワークなどの働き方の変化も後押しになっていることが、「コロナ禍でのフリーランス・会社員 の意識変容調査」(一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会『フリーランス白書2020』)で明らかになった。

興味深いのは、「アフターコロナの世の中では、働き方はどのような方向に進むと思いますか」という問いの上位を占めたのが、フリーランス・会社員いずれも「時間・空間の制約からの解放」「企業の内外を自在に移動する働き方の増加」「兼業・副業・複業の一般化」だったことだ。つまり、今回、不確実性の高い時代であると誰もが実感したことで、より一層、従来の会社員とは違う、柔軟な働き方への関心が高まっており、ひいては、自分の名前で仕事ができるような自律的なキャリア形成の重要性が増してきたと言えるだろう。


一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会『フリーランス白書2020』より、「コロナ禍での フリーランス・会社員 の意識変容調査」

とはいえ、会社の肩書きに頼らずに、どのように仕事を獲得すればいいのか分からないという声は少なくない。その答えとなり得るのが、前述の『フリーランス白書』を発表した、フリーランスとパラレルワーカーの支援を行う非営利団体「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」が主催した、独立5年以内のフリーランスライター向けのオンライン勉強会だ。

勉強会の講師を勤めてくれたのは、元日経BPの記者であり、フリーランス歴11年のライター・宮本恵理子さん。宮本さんは、コロナ禍でも引く手数多。名だたる企業の社長や著名人からの指名が絶えない。その理由が垣間見れた、本勉強会の内容を一部抜粋し、10の心得として紹介する。

ライター志望の人だけではなく、独立志望の方、会社でプロジェクトに指名される人材になりたいと思っている人にも役立つのではないだろか。

1. SNSなどでの発信を習慣にし、強みを可視化する


独立して自分の得意な分野やチャレンジしたいテーマがあるならば、それをわかりやすく示すことが大事です。いわずもがなですが、どんなものが得意で、何に興味があるかなんて、自分しか知らず、外に出さないと誰も気づいてはくれません。

また、自分では「当たり前にできること」が、実は他の人にとっては得難く、お金を払ってでも頼みたい仕事だったということもよく聞く話です。実際、ライターやデザイナーなどクリエイティブ系やエンジニアなどのテック系以外にも、広報や法務、人事などの人材が総合職系フリーランスとして、独立を果たしています。

文=豊田里美

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