世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版


★23:00 就寝
・7:00 起床
・7:30 朝食
・8:00 出勤 ......

多くの人は、就寝時間を1日の「ゴール」と考えています。でも、睡眠が翌日のコンディションに直結するならば、翌日のパフォーマンスを最大化するためには、就寝時間を「1日のスタート」とするべきです。

シンプルですが、本書でこれから紹介していく睡眠術の大前提となる、非常に重要な考え方です。「今日も1日疲れたからさあ寝よう」という受動的睡眠ではなく、「翌日のパフォーマンスを最高に持っていくためにさあ寝よう」という能動的睡眠へと意識を変えることが、一流のビジネスパーソンへの近道なのです。

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Getty Images

たとえば、仕事を終えて寝室に入り、「やっと自由な時間が訪れた」と思う気持ちはとてもよくわかります。ベッドで読書したり、スマホであてもなくユーチューブや好きなウェブサイトを眺めている30分が、もっともリラックスできる時間だという人も多いでしょう。

しかし、それを毎日繰り返していると、睡眠時間は確実に削られていきます。1日30分だとして、休日を除いた1カ月でおよそ10時間。寝る前の30分のネットサーフィンを1カ月やめるだけで、1日分の労働時間が確保できる計算です。

このように、ほとんどの人が、睡眠を1日のスタートとは考えていないのが現状ではないでしょうか。結果を出すことが至上命題である一流のビジネスパーソンが、常に一定以上の成果を上げ、ライバルに差をつけるための効率的な手段として、睡眠習慣の改善に取り組まない手はありません。

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文=裴英洙

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