ビジネス

2020.08.08 20:00

元ファーストクラスCAに聞く、超一流の乗客が「食事をセーブする」理由


体調を崩すことで周囲に迷惑をかけてしまうような責任重大なポジションにいらっしゃる方が多いこともあると思いますが、それ以上に健康な身体こそ大事な財産だと認識し、いかなるときもベストコンディションを保つため、自分の身体に最大限の思いやりを持って接しているように感じます。

著名人も通われている整体の院長先生は、「富や名声を得た人ほど、本当に大切なのは健康な身体だということに気づき、派手な生活よりも自分の健康管理に投資するようになる」

と話していました。 アメリカでは太っていることで、「自分の体形型管理もできないということは仕事もできない」という印象を抱かれてしまうといわれていますが、しょっちゅう風邪をひいている人やいつも顔色の悪い人には、いくら仕事ができてもどこか不安な要素を感じてしまいま す。

逆に、年を重ねても日々の運動を欠かさない姿や、徹底した自己管理を続けている姿からは、責任感や信頼感を感じることができます。


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清水裕美子◎日本航空(JAL)の客室乗務員として国際線ビジネスクラス、ファーストクラスなどを含め約5年乗務する。退職後はCA流美容コンサルタントとしてセミナー、メディアなどで活動するほか、日本初のCAが発信する総合情報サイト「CA Media」を立ち上げる。All Aboutビューティー担当ガイド。最新の著書は、『ファーストクラスCAの心をつかんだ マナーを超えた「気くばり」』(青春出版社、2020年7月21日刊)。

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文=清水裕美子

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