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フォーブス共同編集者

Reels(Photo by Instagram)

中国企業のバイトダンスが運営する動画SNS「TikTok」の先行きが不透明な中で、インスタグラムはTikTokを模倣した機能の「Reels」を8月から米国ユーザー向けに提供する模様だ。

Reelsは昨年11月からブラジルで利用可能になっており、ここ数週間でフランスやドイツ、インドでも可能になった。中国と対立を深めるインド政府は先日、TikTokを禁止にしたが、その数日後にインスタグラムはReelsをインドで利用可能にしていた。

これまでTikTokを利用していたインドの若者たちは一斉に、ReelsやVineの共同創業者のドム・ホフマンが立ち上げた動画アプリの「Byte」、「Dubsmash」などに流れた。

米国においても、政府が間もなくTikTokの禁止に踏み切ると報じられたのを受けて、ユーザーらは別のプラットフォームを探し始めている。

インスタグラムの親会社であるフェイスブックの広報担当は、「当社がこれまでテストを実施した国々において、短編動画の創造性の高さが確認できた。他の諸国のクリエイターや人々も、このサービスを利用したがっている」と述べた。

米国で導入されるReelsの詳細はまだ明らかではないが、インスタグラムによるとユーザーは友達と動画を共有することが可能で、重要なポイントとしては、Reelsの動画がインスタグラムのエクスプローラータブに流れることがあげられる。これは、TikTokのFor You Pageの模倣と思われる。

TikTok のFor You Pageはユーザーがまず最初に目にするページであり、そこに掲載される動画は各個人の興味や関心に基づいてレコメンドされている。ユーザーはここで新たなクリエイターを発見し、多くのフォロワーを持たない人でもバイラルな動画を生み出せるようになっている。

編集=上田裕資

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