キャリアの決断を考え過ぎている人が持つ5つのサイン

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あらゆる可能性をとことん追求している


リサーチは大切だが、情報に圧倒されて怖気づいてしまうまで続けてはいけない。これは、大きな決断をする前に学位や資格、認定の取得を繰り返したがる人にも当てはまる。ある時点で行動に移さねばならない。何カ月、あるいは何年もリサーチを繰り返しているのであれば、もうやめる時だ。大きな決断を下すには、恐怖を全て排除する必要があるわけではない。重要なのは、恐怖によってまひ状態にならないように、少しずつ前進することだ。

自分ではどうしようもないことを気にかける


考え過ぎる人は先の計画を立てたがるが、人の人生には自分ではどうしようもないさまざまな側面がある。例えば、私たちは経済を制御できないし、他人の考え方や感じ方をコントロールすることもできない。友人や家族から無責任だとか無謀だとか思われることを心配して、キャリア上の決断を迷うこともあるだろう。そうした気持ちから、さまざまな可能性だけをただ考え続けてしまい、行動に移すことができなくなる。

考え過ぎると、思考の循環にはまり、前へ進めなくなる。自分自身の道を阻むことはやめよう! 恐怖に支配されると、自信をもった決断はほぼ不可能になる。自己認識を高め、他者の意見に心を開くこと。そうすれば、考え過ぎている時でも、くよくよ考え続けることなく前進できる。作家のラルフ・マーストンが言うように、「自分の行く手には乗り越えるのが難しい多くの障害物がある。自分がそのうちのひとつになってはいけない」のだ。

編集=遠藤宗生

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