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2. ピクチャ・イン・ピクチャで画面を有効活用


動画コンテンツのピクチャ・イン・ピクチャ表示にいよいよ対応した。NetflixやApple TVの動画を視聴しながら、同時にメールやメッセージを読み書きしたり、Web検索などマルチタスクがこなせる。通勤時間に電車の中で動画を見ながらメールに返信するといった芸当も可能になる。ウィンドウはiPhoneの画面内に任意の位置へ動かすことができる。画面を拡大せずに動画の一時停止操作も行える。

ピクチャ・イン・ピクチャはFaceTimeビデオ通話にも対応する。例えばバックグラウンドで企画書のファイルを開いて見ながら動画で内容を詰めたり、リモートワークのツールとしてFaceTimeの柔軟な活用手段が広げられそうだ。


動画の再生開始後、iPhone SEはホームボタンのシングルクリック、ホームボタンのないiPhoneは画面のスワイプアップジェスチャー操作でピクチャ・イン・ピクチャのウィンドウが立ち上がる。再生と一時停止、ウィンドウの場所移動も調整できる。

音声アシスタントのSiriを呼び出すと、現在はiPhoneの画面全体を占有してしまうユーザーインターフェースを見直した。iOS 14では画面の下にSiriのアイコンだけがコンパクトに表示される。Siriで言葉の意味などを調べながらWebを見たり、メールを書き進めるなど連続したタスクどうしの移行がスムーズにできた。


新しいSiriのコンパクトUI。画面全体を覆うことなく、下の方にSiriのアイコンが小さく表示される。Web検索の結果など、タップすると詳細が見られる。

3. 新アプリの「翻訳」と「睡眠」の完成度は?


iOS 14にはアップル純正の「翻訳」アプリが追加される。日本語を含む11の言語から2つの言語を選んで、音声またはテキストを入力してリアルタイム翻訳ができる。

日本語から英語への翻訳を試してみたところ、短いフレーズの翻訳は精度・速度ともに十分に実用的だと感じた。長目の文章については所々にまだ誤訳も散見された。今後のブラッシュアップを期待しよう。


新規に追加された「翻訳」アプリ。11の言語の音声/テキストによるリアルタイム翻訳に対応している。

11の言語はデータベースをiPhoneにダウンロードしてオフライン利用もできるので、海外旅行に出かけた時などiPhoneがオンラインになっていなくても、とっさの場面で翻訳アプリが役に立つだろう。

文=山本敦

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