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とはいえ、どんな人も指先1つで情報をたえず更新することに、多少の認知コストを払ってはいるはずだ。

僕らほどあからさまな注意散漫の問題を抱えていない人も、スマホのデフォルトを変更すれば、さらに集中しやすくなる可能性が高い。

だから、すでにスマホをコントロールできているという人も、短い実験のつもりで、気が散らないiPhoneを試してほしい。使い続けなくても、ふだん無意識に受け入れてしまっている習慣を見直す機会にはなる。

これから、iPhoneを「気が散らないiPhone」に変えるやり方を簡単に説明しよう。

ステップ1:「ソーシャル系アプリ」を削除する


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Getty Images

最初にフェイスブック、インスタグラム、ツイッターなど(この本が書かれたあとで発明されたものも含む)を削除する。大丈夫、あとで気が変わったらごく簡単に再インストールできる。

ステップ2:「その他の無限の泉アプリ」を削除する


ゲーム、ニュースアプリ、YouTubeのようなストリーミング動画アプリなど、おもしろいコンテンツを無限に供給してくるアプリ(本書では、すべてひっくるめて「無限の泉」と呼んでいる)を全部削除する。あなたがとりつかれたように更新してしまうアプリや、知らないうちに時間を無駄にしているアプリはすべて削除する。

ステップ3:「メールアカウント」を削除する


メールは魅力的な「無限の泉」であり、世の「多忙をよしとする風潮」の象徴でもある。それに外出中スマホできちんとした返事を書くのは大変だから(時間的制約があるし、タッチスクリーンで文字を入力するのはわずらわしい)、気苦労の種になることも多い。遅れを取らないようにスマホでメールをチェックしているのに、遅れを取っていることを確認するだけで終わっている。スマホからメール機能を取り除けば、かなりのストレスも一緒に取り除ける。

メールアカウントはたいていデバイスに深く組み込まれているから、メール機能を無効にするだけでなく、スマホの設定からメールアカウントも削除してしまおう。

脅すような警告が表示されるかもしれない(「本当にメールアカウントを削除していいですか?」)が、ひるんではいけない。気が変わったときのために、必要なアカウント情報を記録しておけば大丈夫〔訳注:大事なメールや連絡先等がなくなると困る方は、それらの保存もおすすめします〕。

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