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2020.07.14

【7月第2週資金調達まとめ】DXプラットフォーム運営のテックタッチが5億円の調達

国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、7月2週目の“注目のトピック“として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

テックタッチ


調達額:5億円
調達先:DNX Ventures / Archetype Ventures / DBJキャピタル
備考:シリーズAラウンド

デジタルトランスフォーメーションプラットフォーム「テックタッチ」の運営を行うスタートアップ。

爆発的な技術革新によって、社会が根本的に変わるデジタルトランスフォーメーションの時代に生きているからこそ、テックの力を最大化することを目的に事業を展開している。

同社が開発・運営している「テックタッチ」はどのようなソフトウェアでも操作画面にユーザーガイドを追加するサービスで、マニュアルを圧倒的な簡単さで作成して、ユーザーのストレスをなくすことができる。

”従業員のシステム教育効率化”、”サポート負担軽減”、”システム利活用の促進”のような場面で多くの企業に活用されている。

2020年7月にDNX Ventures、Archetype Ventures、DBJキャピタルなどから約5億円の資金調達を実施。

全プロセスを完全に自動化することという目標に向け、今後はより日常的に使う機能を増やしていく。

ウィズダムアカデミー


調達額:2億3500万円
調達先:Global Catalyst Venture Management Japan / 東京理科大学イノベーション・キャピタル

"学べるアフタースクール"をテーマに、共働き世帯の増加に伴う学童保育の利用者が増加する中、そのニーズに応えるべく2010年にスタートした民間学童保育・幼児保育事業を行うスタートアップ。

同社が提供する「アフタースクール」は子どもたちが安心して過ごせるような第3番目の家を目指した室の高い教育空間を提供する預かりサービスである同社は幼児から小学生までを対象に、学校や学外での習い事、自宅への送迎付き添い、菓子・食事の提供、高水準かつ豊富な習い事など安心と責任あるきめ細やかなサービスを提供する。

また、様々な分野の講師を招いてイベントを行ったり、最新脳科学に基づき学習能力を向上させるプログラムを提供する。その他にインターナショナルスクールや、習いごと教室も運営する。

2020年6月25日に2億3500万円の第三者割当増資による資金調達を実施。

調達した資金は、当社民間学童保育運営事業のための設備投資・システム投資・事業開発・人材拡充・企業体制の強化等に充当する予定だ。
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文=STARTUP DB

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